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人工知能で処理←実は人海戦術、偽AI企業が蔓延する理由
Credit: Noura Mbarki, Adrien Coquet from the Noun Project | Erin Winick
Human labor is propping up some companies’ fake AI software

人工知能で処理←実は人海戦術、偽AI企業が蔓延する理由

「人工知能(AI)」サービスを提供しているのが常にコンピューター・プログラムであるとは限らない。ときには、ただのありきたりな「人工ではない知能」が提供している場合だってあるのだ。

AIに何かをさせるには、データや時間、開発資金が大量に必要となることがある。つまり、最小限の使える製品(MVP)を完成させるには、多大な先行投資が必要なのだ。

安上がりな解決策はないだろうか? それは、人間を使うことだ。一部の企業は、AIと宣伝しているプログラムを、アルゴリズムをまったく使わずに、人の手で動かしている。

たとえば昨年、経費レポートを作成するアプリ「エクスペンシファイ(Expensify)」は、アマゾンのクラウドソーシング「メカニカル・ターク」にレシートの画像を投稿していた。ギグ・ワーカーに報酬を支払って、画像に含まれているデータを手作業で入力させていたのだ(同社は、独自のスマートスキャン・ソフトウェアを使って作業をしていたと主張していた)。 ほかにも、人間にチャットボットのふりをさせている企業もある。

AIの代わりに人間を使うことで、事業の新しいアイデアを、エンジニアリング資源を投入する前に試せる。しかし、顧客との信頼関係を築く面では得策とは言えない。メンタルヘルス支援チャットボットの企業、ウーボット・ラボ(Woebot Labs)の創業者兼社長であるアリソン・ダルシー博士は ガーディアン(Guardian)にこう話す。「AIに対しては警戒心がすでに大きくなっています。透明性が欠如していては、本当の会話の役には立ちません」。

エリン・ウィニック [Erin Winick] 2018.07.09, 8:55
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本当に長期的に重要となるものは何か?これは、毎年このリストを作成する際に私たちが取り組む問いである。未来を完全に見通すことはできないが、これらの技術が今後何十年にもわたって世界に大きな影響を与えると私たちは予測している。

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