気候変動/エネルギー
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気候テック15:熱いレンガで工場を脱炭素化するロンド・エナジー
ロンド・エナジーはレンガと鉄線を使った、安価でシンプルな構造の「熱電池」を大量生産。セメントや鉄鋼、化学など高温を必要とする工業プロセスにおける化石燃料の使用量を減らし、二酸化炭素の削減を目指す。
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気候テック15:中国EV大手BYD、欧米締め出しでも世界を目指す
中国国内で圧倒的な地位を獲得している電気自動車メーカーのBYDは、欧米で中国企業に対する規制が強まる中、海外市場への進出に本腰を入れた。海外工場を相次いで建設したり、自動車輸送船を建造したりしている。
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気候テック15:SAF大規模化で空の脱炭素に挑むランザジェット
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気候テック15:AIカメラで山火事を早期発見するパノAI
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AIブームで原発復活の狼煙、スリーマイルとMSが20年契約
マイクロソフトがスリーマイル島原子力発電所と長期電力供給契約を締結した。運転再開後にマイクロソフトが全量買い取る契約で、隣接する同社のデータセンターで利用する。この発表は何を意味するのか。
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米国中の送電網をつなぐ 「執念」の起業家、 15年間の失敗と学び
起業家マイケル・スケリーの夢は、米国の分断された送電網を統合することだ。15年間、幾多の挫折を経験しながらも諦めず、新会社で再起を図っている。時代はようやく彼に追いついたのだろうか。
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気候テック15:台湾から世界を目指す、電動スクーターのゴゴロ
台湾に電動スクーター用バッテリー交換ステーションのネットワークを構築したゴゴロは、インドや中国、フィリピンへのグローバル展開も推進。便利なだけでなく、環境に優しいエコシステムを供給している。
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英国で石炭火力の「最後の灯」消える、世界の脱石炭は進んだか?
英国が最後の石炭火力発電所を停止させ、石炭火力からの脱却を果たした。先進国で脱石炭が加速する一方、中国やインドでは電力需要の急増で新規建設が続いている。
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サム・アルトマンさん、AIで気候問題は「解決」できません
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山火事の早期発見にAI活用、コスト負担と効果検証に課題
気候変動の影響で山火事は大規模化しており、早期発見が一層重要となっている。人工衛星やカメラとAIなどのテクノロジーを活用して山火事の早期発見を可能にする取り組みがいくつか進められている。
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CO2だけじゃない、いま知っておくべき温室効果ガス
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ドイツでEV販売に急ブレーキ、補助金のベストな止めどきは?
ドイツで電気自動車の販売台数が減少している。補助金の打ち切りは要因の1つだが、新興技術を普及させる手段として金銭的インセンティブをいつまで続けるべきか、難しい判断が迫られる。
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52基の人工衛星とAIで 世界中の山火事を見張る グーグルの新プロジェクト
グーグルと非営利団体などが立ち上げた新プロジェクトは、52基の人工衛星とAI技術を使って世界中の山火事を検出する計画だ。来年から数年間かけて衛星の打ち上げを進め、消防活動の効率化と被害軽減を目指す。
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送電網に潜む温暖化の脅威、SF6の代替技術は間に合うか?
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植物で金属を掘る「ファイトマイニング」に米エネ省が研究投資
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西田亮也:宇宙から地上へ、「土作り革命」で農業の未来を拓く起業家
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気候変動「臨界点」に備え、 英政府が早期警報システム
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カナダの記録的山火事で明らかになった気候変動の悪循環
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テクノロジーの未来を知りたい? ネオジムに注目してみよう
今後100年間について考えるとき、真っ先に頭に浮かぶのは材料のことだ。どんな材料が必要になるのか? 十分な量はあるのか? 重要な問題を答えを見出すヒントが、ネオジムだ。
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脱炭素だけではない、 気候変動対策に 「適応」も必要な理由
気候変動による脅威に立ち向かう方法は、温室効果ガスの排出削減のような「緩和」だけではない。「適応」も重要だ。緩和と適応の分野は長らく分断されてきたが、今ではその両方が必要であることが認識されつつある。
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気候危機を超えて——未来への戦いに必要なのは「希望」ではない
気候問題を解決するために私たちに必要な感情は希望ではない。自然の威厳と脆さに対する畏敬の念、人類が引き起こした幅広い変化に対する謙虚さなど、特別な感情が必要だ。
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米「インフレ抑制法」から2年、気候テックにもたらした確かな変化
米インフレ抑制法が成立してから2年が経過した。巨額の補助金や税額控除の恩恵を受けた気候テック分野では、その効果が着実に現れ始めている。
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アンドリュー・エンが作った、太陽地球工学のAIエミュレーター
アンドリュー・エンは、地球温暖化対策の一つとなり得る「成層圏エアロゾル噴射(SAI)」の影響を予測するAIエミュレーターを開発した。記者も実際に試してみた。
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資源の未来 ネオジムから考える らせん型経済への道
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猛暑の夏、帰宅後の「エアコン一斉オン」がなぜ問題になるのか?