気候変動/エネルギー
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「忘れられた作物」に光、 多様性への転換が救う アフリカ食糧危機
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気候テックはこれからどう動く?過去2年間の注目記事を振り返る
この2年間、待ったなしの気候変動対策において重要な役割を果たすさまざまなテクノロジーを紹介してきた。特に印象深いトピックを振り返りながら、今後の注目ポイントを見ていこう。
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灼熱の収穫現場、熱中症から農家の命を守るセンサー
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2024年注目の「気候テック15社」リストから見えてくること
MITテクノロジーレビューは例年、気候変動への取り組みで傑出したテック企業15社のリストを公表している。この企業リストは、気候テクノロジーについて考える際のいくつかの重要なテーマを例示している。
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MITTRが選んだ 世界を変える気候テック企業 2024年版
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気候テック15:小型溶融塩炉で原発新時代を拓くカイロス
カイロス(Kairos)の溶融塩冷却炉テクノロジーは、従来の巨大な核分裂炉より安価で安全に運転できる、新時代の原子炉の先駆けとなる可能性がある。
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気候テック15:ソリュージェン、生物由来化学品の量産を目指す
化学物質の製造では大量の温室効果ガスを排出する。ソリュージェン(Solugen)の生物由来の原料と製造方法は、化学業界のクリーン化につながる可能性がある。
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気候テック15:合成肥料に代わるピボット・バイオの窒素供給微生物
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最強の生存者「雑草」が 農地を覆い尽くすまで
除草剤に頼ることで規模を急激に拡大してきた米国の大規模農業がいま、曲がり角にきている。除草剤に耐性を持つ「スーパー雑草」が急増し、収穫量を脅かしているのだ。化学薬品だけに頼らない対策が模索されている。
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気候テック15:脱炭素のアキレス腱、「銅不足」解消に挑むチリ企業
チリに本社を置くセイボ(Ceibo)は、クリーンエネルギーへの転換に欠かせない銅の不足を解消するため、新しい銅生産テクノロジーで鉱業の持続可能性を高めようとしている。
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気候テック15:低所得世帯とクリーンエネをつなぐサン・キング
サン・キングは、電気が通っていないアフリカとアジアの貧困世帯へ、太陽光発電、エネルギー貯蔵、低排出型調理コンロを従量制モデルで提供する。
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気候テック15:牛のゲップを減らして地球を救うルミン8のサプリ
牛のゲップは、農業から排出される温室効果ガスの大きな発生源の1つである。ルミン8(Rumin8)は畜牛のメタン排出を削減するサプリメントを開発している。
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気候テック15:再エネを安価に貯蔵、フォーム・エナジーの鉄空気電池
フォーム・エナジーは、再生可能エネルギーの長期貯蔵用の安価なバッテリー「鉄空気電池」の商業化に取り組んでいる。2024年後半には最初の製品を顧客に出荷する予定だ。
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需要なくして成功なし、 米エネ省のCO2回収事業が 直面する厳しい現実
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気候テック15:セメント製造の電化でCO2を減らすサブライム
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気候テック15:水素シフトの注目株、エレクトリック・ハイドロジェン
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気候テック15:次世代太陽電池の商用化に挑むファースト・ソーラー
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気候テック15:熱いレンガで工場を脱炭素化するロンド・エナジー
ロンド・エナジーはレンガと鉄線を使った、安価でシンプルな構造の「熱電池」を大量生産。セメントや鉄鋼、化学など高温を必要とする工業プロセスにおける化石燃料の使用量を減らし、二酸化炭素の削減を目指す。
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気候テック15:中国EV大手BYD、欧米締め出しでも世界を目指す
中国国内で圧倒的な地位を獲得している電気自動車メーカーのBYDは、欧米で中国企業に対する規制が強まる中、海外市場への進出に本腰を入れた。海外工場を相次いで建設したり、自動車輸送船を建造したりしている。
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気候テック15:SAF大規模化で空の脱炭素に挑むランザジェット
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気候テック15:AIカメラで山火事を早期発見するパノAI
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AIブームで原発復活の狼煙、スリーマイルとMSが20年契約
マイクロソフトがスリーマイル島原子力発電所と長期電力供給契約を締結した。運転再開後にマイクロソフトが全量買い取る契約で、隣接する同社のデータセンターで利用する。この発表は何を意味するのか。
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米国中の送電網をつなぐ 「執念」の起業家、 15年間の失敗と学び
起業家マイケル・スケリーの夢は、米国の分断された送電網を統合することだ。15年間、幾多の挫折を経験しながらも諦めず、新会社で再起を図っている。時代はようやく彼に追いついたのだろうか。
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気候テック15:台湾から世界を目指す、電動スクーターのゴゴロ
台湾に電動スクーター用バッテリー交換ステーションのネットワークを構築したゴゴロは、インドや中国、フィリピンへのグローバル展開も推進。便利なだけでなく、環境に優しいエコシステムを供給している。
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英国で石炭火力の「最後の灯」消える、世界の脱石炭は進んだか?
英国が最後の石炭火力発電所を停止させ、石炭火力からの脱却を果たした。先進国で脱石炭が加速する一方、中国やインドでは電力需要の急増で新規建設が続いている。