気候変動/エネルギー
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動き出した浮体式洋上風力発電、今後の課題は?
カリフォルニア州で実施された浮体式洋上風力発電タービン設置用地の競売は、5社が合計7億5700万ドルで落札した。カリフォルニア州での今回の取り組みは、世界の風力発電にどのような意味を持つのだろうか。
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世界初、核融合実験でエネルギー純増を達成=実現可能性示す
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カリフォルニア大規模洋上風力発電、クリーンエネの中心地になるか
カリフォルニア州で先週、大規模な浮体式洋上風力発電用地の入札が実施された。巨大クリーン電力源の扉が開かれる可能性がある一方、船舶の確保や規制・許認可など、乗り越えなければならない課題も多い。
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COP27閉幕、気候被害救済で合意も物足りぬ成果
会期を2日間延長して閉会した気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)は物足りない合意で終わった。累積排出量でトップの米国と、現在の排出量でトップの中国が、互いに責任をなすりつけ合っている。
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主張:史上最大の気候変動法「インフレ抑制法」に足りないもの
米国の「インフレ抑制法」は、企業の経済的成功と気候変動抑制を結びつけることに成功し、米国の気候変動政策を大きく前進させるものだ。だが、この法案にまだ足りないものがある。
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次世代太陽電池、洋上風力、蓄電池は送電網をどう変えるか?
すでに再生可能エネルギーの導入は始まっているが、研究所やスタートアップ企業がもたらすさらなる進歩が、技術をさらに前進させる。その前進によって、気候変動の目標を達成することはできるのだろうか。
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気候変動の責任は誰に?3つのグラフから考える
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COP27開幕、単なる「話し合い」に終わらせないために何が必要か
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テスラ元CTOが作った電池リサイクル工場、間もなく稼働へ
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米国政府がバッテリー産業に大規模投資、これまでとの違いは?
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重工業はなぜ、気候問題で「解決困難なセクター」であり続けるのか?
鉄鋼、セメント、化学薬品、つまり重工業は、全世界の温室効果ガス排出量のうち、相当な割合を占める量を排出している。気候変動を抑制するには、重工業からの排出を抑制する必要があるが、簡単なことではない。
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「洪水に強いイネ」作った遺伝学者が目指す炭素回収の狙い
人類はこれまで、植物の遺伝子を改変して、収量増加などの恩恵を受けてきた。現在では、技術開発のおかげで遺伝子改変の精度が上がっている。科学者たちは炭素除去にも遺伝子改変を利用しようと取り組んでいる。
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気候変動を止めるためにはブレークスルーがもっと必要だ
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主張:EV移行を機に自動車業界は「大型化」をやめるべきだ
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「投資先なんてないと思っていた」ビル・ゲイツ、気候会議で語る
ビル・ゲイツは、気候変動に特化した「ブレークスルー・エナジー」ファンドの設立当初、投資先が見つからないことを懸念していたという。同ファンドが主催した会議で、楽観的な見通しを語った。
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次世代電池の開発の裏に実験ロボットとAIの躍進あり
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米国が電池材料でも脱中国へ、産業育成に28億ドル投資
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ビル・ゲイツの気候ファンド、「適応」にも投資拡大へ
ビル・ゲイツらが創設した投資ファンド「ブレークスルー・エナジー」は、従来からの脱炭素技術に加え、自然災害対策などの「適応」分野への投資を拡大する。
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主張:気候変動対策、現実直視でさらなる加速を
気候変動対策はここ数年で大きく進んだ。だが、世界各地を襲う自然災害は、私たちにもっとできることがあることを証明している。
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インポッシブル・フーズ、「代替ヒレステーキ」間もなく発売か
植物由来の代替肉を製造する「インポッシブル・フーズ(Impossible Foods)」のパット・ブラウンCEOは、実現が難しいとされるステーキの試作品は完成しており、「本当においしい」と語った。
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EVだけじゃない、中国が「メタノール車」普及にも本腰
中国政府は、メタノールを燃料とする自動車の普及に本腰を入れ始めた。メタノールは従来の燃料と同じくらい強力でありながら、より環境にやさしい。だが、普及させるにはいくつかの課題がある。
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書類だけのゼロから脱却を、 企業の「脱炭素」を見直す 6つの方法
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パキスタンを襲った壊滅的な大洪水、気候変動で雨量5割増しか
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IPCC報告書執筆者に聞く 気候変動で高まる イノベーションの必然性
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化石燃料を追い求めてきた 米エネ省の研究部門が担う 脱炭素の新しいミッション