気候変動/エネルギー
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猛暑で需要急増のエアコン、さらなる省エネ化がカギに
地球上の多くの地域が前例のない猛暑に見舞われており、身を守るにはエアコンが欠かせないものになっている。今後全世界で、エアコンを設置する世帯は急増していくが、電力供給量は追い付くのだろうか。
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クリーンエネ投資、化石燃料を上回る=IEA報告書から見えてくること
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「乾燥剤」で効率よく冷やす、エアコン省エネで新技術
空気中から水分を吸収する乾燥剤が、建物をより効率的に冷やすのに役立つ可能性がある。既存のエアコン・システムへ付加したり、新しい設計に取り組んだりするスタートアップが登場している。
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需要急増のバッテリー、原材料で今何が起きているか?
気候変動問題の今後を見通すうえで、電池(バッテリー)の果たす役割は極めて大きい。リチウムイオン電池の需要が急増する中、原材料の不足が問題となっており、新たなイノベーションが必要となるだろう。
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アンモニア、メタノール——海運の脱炭素化はどう達成するか?
海運業界の温室効果ガス排出をめぐって、2050年までに実質ゼロを目指す目標が設定された。短期的なマイルストーンを達成する方法と、最終的な目標達成に必要なテクノロジーについて紹介しよう。
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海運業界も脱炭素へ、2050年「実質ゼロ」に何が必要か?
世界中の海運産業による温室効果ガス排出量を、2050年頃までに実質ゼロにする目標が決まった。目標達成には技術的進歩が必須だが、政治的な解決も求められる。
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クリーンな「アンモニア舶」は海運業界の救世主となるか
米国のあるスタートアップが、アンモニアで発電するシステムを開発し、トラクターや大型トラックに搭載して実力をアピールしている。将来のターゲットに据えるのは、船舶だ。
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MIT発スタートアップが挑む「クリーンなセメント」
MITの科学者が立ち上げたスタートアップ企業は、セメント製造に伴う二酸化炭素排出を削減する技術を開発している。同社の施設で、これまでの経緯と今後の見通しを聞いた。
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シェルター・イン・プレイス 山火事から「逃げない」 防災施策が注目される理由
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米国で培養肉にゴーサイン、食卓に届くまでの道のりは?
米国の培養肉企業2社が、当局から国内での製品製造・販売の許可を得た。代替肉業界にとって大きな節目となる出来事だが、商業生産に到達するまでにはまだ課題も多い。
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困難な二酸化炭素除去、「海藻」は切り札になり得るか?
地球温暖化対策においては、CO2排出量削減と大気中のCO2除去が両輪となる。最近になり注目されている、海で海藻を使ってCO2を除去する方法について掘り下げてみよう。
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空に浮かぶ緑の船、大型飛行船ブームは離陸するか?
人や貨物の輸送手段として、未来的な飛行船を建造するスタートアップ企業が登場している。こうした企業は、飛行船はCO2排出量の削減に有効であり、しかも極めて安全であると主張している。
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カトリック教会を 世界の気候ネットワークに、 地図学者が描く夢
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米ビールメーカー、醸造所に新方式の電気ボイラー CO2削減
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ドイツ「脱原発」は気候変動において何を意味するか
ドイツは4月15日、国内で稼働していた最後の原子力発電所を停止させた。原子力は気候変動への対応において一体どう位置づけられるべきなのだろうか。
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バッテリーを買わない・所有しないEVという選択肢
電気自動車(EV)の動力源であるバッテリーは通常、自宅や充電ステーションで充電する必要がある。だが一部のEVメーカーは、バッテリー交換式のEVを推進している。そのメリットはどこにあるのだろうか。
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人工培養肉に米国で初の販売許可、レストランで提供へ
ラボ培養肉を生産する2社が米国で初めて、規制当局から販売承認を受けた。両社はまずレストランへの販売を開始し、その後小売を目指す。今夏の終わりにはカリフォルニア州のバーで提供されるようになる。
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EV充電規格、テスラがデファクトに GM/フォードも採用へ
電気自動車(EV)の急速充電器の規格をめぐる動きが加速してきた。テスラが自社の急速充電ネットワークを他社のEVに開放する一方で、フォードとGMがテスラの規格を採用する計画を相次いで発表している。
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炭素クレジットは誰のもの? 高級EVメーカーが横取り画策か
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海藻で地球を救えるか? シミュレーションで分かった厳しい現実
海で海藻を養殖して二酸化炭素を吸収させることで、地球温暖化を防ごうとするアイデアが注目されている。米国の研究チームが、このアイデアが現実的であるかどうかを調べるためにシミュレーションを実行した。
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米国でヒートポンプ普及の兆し、低所得世帯にも
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海洋によるCO2除去に注目、メタの元CTOが5000万ドルの新計画
メタの元最高技術責任者(CTO)であるマイク・シュローファーは、地球温暖化問題の対策として、海洋アルカリ度向上に関する研究を加速させるための非営利団体を発足した。
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再エネ特需で熱視線、海底に眠る宝の山は誰のもの?
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研究室育ちの人工「和牛」肉バーガーを試食してみた
気候変動問題が深刻さを増す中で、生産過程で二酸化炭素を大量に排出する牛肉の代わりになる「代替肉」に対する関心が高まっている。研究室で培養したという和牛で作ったハンバーガーを試食してみた。
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EV満タンわずか5分、バッテリー交換ステーションは普及するか
電気自動車(EV)向けのバッテリー交換ステーションを構築する企業「アンプル(Ample)」は、新型のバッテリー交換システムを発表した。ガソリン補給の手軽さと速さに匹敵するとアピールする。