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Facebook’s AI tourist finds its way around New York City by asking for help from another algorithm

フェイスブック、「言葉で道案内」でAIに言語を教える新研究

人工知能(AI)が言語を理解し、意味のあるやりとりをするためには、ある種の常識や現実世界への理解が欠かせない。フェイスブックは、幼児が言葉を実際のモノや行動に関連付けて学ぶように、「身体性AI」と呼ばれるアプローチを取り入れた研究を進めている。 by Will Knight2018.07.20

スマートフォンや地図なしでニューヨークで道に迷ったら、十中八九、地元の人に道を尋ねるだろう。フェイスブックの研究者はそれと同じことをするように人工知能(AI)プログラムを訓練しており、最終的にAIプログラムが今よりずっと上手に言語を使えるようになると期待している。

ニューヨークのフェイスブックAI研究(FAIR)グループは2つのAIプログラムを開発した。1つはニューヨークで事実上迷子になっている「ツーリスト」。もう1つは「ツーリスト」のアルゴリズムに自然言語で指示をして単独でニューヨークを歩き回る手助けするように設計された「ガイド」だ。迷子になった「ツーリスト」は現実世界の写真を見るのに対して、「ガイド」はランドマークが示された2次元の地図を見る。「ツーリスト」と「ガイド」は一緒に特定の目的地に到達する課題を割り当てられている。

この考え方は、アルゴリズムに出された指示が「レストラン」や「ホテル」のような実際の目標とどのように関係しているかを学習することで実現される。ちょうど、幼児が言葉を実際の物や行動に関連付けて学ぶのと同じだ。「レストラン」や「ホテル」が実際に何であるか、あるいは少なくともそれらが現実世界の単純な街路の光景にどのように当てはまるのかを「 …

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