バリスタロボの腕前は?
サンフランシスコのカフェで
評判を聞いてきた
サンフランシスコのスタートアップ企業が、バリスタ・ロボットをガラス張りのケース内に設置した「店舗」を市内の複数カ所に展開している。ロボットによるコーヒーの給仕という「顧客体験」に対し、客は実際にはどのように感じているのかを現地で聞いてみた。 by Rachel Metz2018.03.12
ロボットが人間の仕事を奪うと言われているが、テクノロジー都市サンフランシスコにいても、それはまだ先のことのように思える。しかしながら、現地スタートアップ企業のカフェX(Café X)がバリスタ・ロボットの店舗を展開し始めて、その状況は変わりつつある。そのロボットは機械仕掛けの仰々しい仕草でラテやカプチーノを提供してくれるのだ。
カフェXは現在、ガラス張りのケースの中でロボットが稼働している「店舗」を、サンフランシスコ中心部の繁華街2カ所と金融街(Financial District)の真ん中1カ所に設置している。客はコーヒーをスマートフォン・アプリで前もって注文しておくほか、店舗に設置されたタッチスクリーンで注文することもできる。
1本腕のロボットは、機械へカップを運んでコーヒーを淹れ、カップを取り上げる。あるいは、水出しコーヒーを容器から注いで、カップを取り出 …
- 人気の記事ランキング
-
- Why handing over total control to AI agents would be a huge mistake 「AIがやりました」 便利すぎるエージェント丸投げが危うい理由
- OpenAI has released its first research into how using ChatGPT affects people’s emotional wellbeing チャットGPTとの対話で孤独は深まる? オープンAIとMITが研究
- An ancient man’s remains were hacked apart and kept in a garage 切り刻まれた古代人、破壊的発掘から保存重視へと変わる考古学
- How to have a child in the digital age 「あなたはもうママですね」 ネット・デジタルが約束する 「完璧な出産」の幻想