クリック、タイピング、スワイプは2017年における標準的な操作方法である。しかし、ニューラブル(Neurable)というスタートアップ企業は、実質現実(VR)や拡張現実(AR)を効率よく使えるように、それらの操作すべてを思考力だけに置き換えたいと考えている。
「主要なコンピューター技術は、いずれもコンピューターと人とのやりとりに進化を求められています」と、ニューラブルの共同創業者、ラムセス・アルカイド最高経営責任者(CEO)は11月8日、マサチューセッツ州ケンブリッジで開催されたMITテクノロジーレビュー主催のカンファレンス「EmTech」で語った。
「コンピューターには、グラフィカル・ユーザー・インターフェイスとマウスがあります。スマートフォンは、静電容量方式のタッチ・スクリーンを使っています。そして今、ARの世界が開けようとしていて、コンピューターやスマートフォンよりも自然なやりとりをする方法を考えるときがきたのです。そ …