KADOKAWA Technology Review
×
eムック Vol.55「ジェンダーと性」特集号
TR
eMook Vol.55 has just arrived

eムック Vol.55「ジェンダーと性」特集号

MITテクノロジーレビュー[日本版]はeムック Vol.55 / 2023.11をリリースした。「ジェンダーと性 変わる境界線」特集をお届けする。 by MIT Technology Review Japan2023.11.28

男か女か——これまで二元的に語られてきたジェンダーと性(セックス)をめぐる問題はどう変わったのか。それが今回のテーマだ。社会に大きな影響力を持ちながらもジェンダー差別が横行していたテック業界にようやく変化の兆しが訪れ、医学界ではかつて考慮されていなかった生物学的な性差に目を向ける動きが注目されるようになった。一方で、不確かな科学論文が反トランス運動に利用されるなど、科学やテクノロジーが社会に新たな制約をもたらす側面も存在する。ジェンダーと性の現在を、さまざまな角度から考える記事をまとめた。

MITテクノロジーレビュー[日本版]eムック Vol.55 / 2023.11

特集:ジェンダーと性 変わる境界線

  • 見落とされてきた「性差」 男女の違いは病気や治療に影響
  • 出生前診断で性染色体異常、親はその時どう行動するか
  • アニー・リュー 生殖労働の本質を暴くアーティスト
  • トランスジェンダー伝染説 疑惑の科学はいかに利用されたか
  • 「世界を変える」テック企業がジェンダー問題で変われない理由

U35 イノベーターの軌跡#07

  • 笹谷拓也(東京大学)
    Wi-Fiのような給電技術と「その先」を探る研究者

News & Trends

  • 狙うは100m世界新記録、短距離走向けロボット外骨格
  • 「宇宙ゴミ放置」で初の罰金、デブリ除去市場活性化に期待も
  • 世界覇者への道に暗雲、欧州が中国製EVを調査へ
  • 炎症性腸疾患を早期発見、大腸菌入りの「飲む」センサー

Opinion

  • マーク・ザッカーバーグ寄稿:AIバーチャル細胞で目指す「病気のない世界」

eムックは、MITテクノロジーレビューのWebサイトに掲載したオリジナル記事をテーマ別に再構成し、PDFファイルとして提供する有料会員限定のサービスです。バックナンバーおよびダウンロードはこちら

人気の記事ランキング
  1. Why the next energy race is for underground hydrogen 水素は「掘る」時代に? 地下水素は地球を救うか
  2. How a top Chinese AI model overcame US sanctions 米制裁で磨かれた中国AI「DeepSeek-R1」、逆説の革新
  3. This quantum computer built on server racks paves the way to bigger machines ザナドゥ、12量子ビットのサーバーラック型光量子コンピューター
MITテクノロジーレビュー編集部 [MIT Technology Review Japan]日本版 編集部
MITテクノロジーレビュー(日本版)編集部
MITTRが選んだ 世界を変える10大技術 2025年版

本当に長期的に重要となるものは何か?これは、毎年このリストを作成する際に私たちが取り組む問いである。未来を完全に見通すことはできないが、これらの技術が今後何十年にもわたって世界に大きな影響を与えると私たちは予測している。

特集ページへ
日本発「世界を変える」U35イノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る