KADOKAWA Technology Review
×
MITTR、宇宙✗ディープテックをテーマにしたカンファレンス
TR
イベント 各分野のキーパーソンとともにお届けするライブコンテンツ
SPACE meets DEEPTECH 2023

MITTR、宇宙✗ディープテックをテーマにしたカンファレンス

MITテクノロジーレビュー[日本版]は、宇宙とディープテックをテーマにしたカンファレンス・イベント「SPACE meets DEEPTECH 〜近づく、宇宙と地上のテクノロジー〜」を、2023年11月30日に初開催する。 by MIT Technology Review Event Producer2023.11.20Promotion

MITテクノロジーレビュー[日本版]は、宇宙とディープテックをテーマにしたカンファレンスイベント「SPACE meets DEEPTECH 〜近づく、宇宙と地上のテクノロジー〜」を、2023年11月30日にNIHONBASHI SPACE WEEK 2023会場(室町三井ホール)で開催します。

現在、宇宙開発の主体が官から民へと移行する流れに沿って、宇宙ビジネスに参入する企業が増えています。特に注目されるのは、既存事業で生み出した革新的技術を保有する企業が、その技術力をベースに新規事業として宇宙へ挑戦する動きです。

MITテクノロジーレビューは、こうした近年のイノベーション・トレンドに着目し、農業、ロボット、AIなど「非宇宙」分野のディープテックと、「宇宙」分野との融合をテーマにしたカンファレンス・イベントを初開催します。

地上で培われた技術の宇宙での応用を目指すベンチャー起業家や、宇宙で鍛えた技術を利用して地球上の課題解決に取り組む研究者を集め、技術とビジョンを紹介。具体的には、エクサウィザーズ技術専門役員の浅谷学嗣氏はJAXAとのAIロボット開発の取り組みについて、トーイングCTOの西田亮也氏は高機能バイオ炭技術を使った地球・宇宙での持続可能な農業について講演する予定。また、インテグリカルチャーCEOである羽生雄毅氏には人工培養肉技術を使った宇宙食について、ソニー・スペース・コミュニケーションズ社長/ソニーコンピュータサイエンス研究所SOLプロジェクトリーダーの岩本匡平氏にはレーザー技術を使った宇宙通信技術についてお話しいただく予定です。

パネルディスカッションでは、sorano me社長の城戸彩乃氏をモデレーターに迎え、新規事業としての宇宙参入の魅力や課題、可能性について掘り下げて議論します。

宇宙事業参入を検討中の企業の新規事業/R&D部門、ディープテック企業とのコラボレーションを考える宇宙企業など、幅広いご参加をお待ちしています。

カンファレンスの詳細・最新情報は公式サイトをご覧ください。

■NIHONBASHI SPACE WEEK 2023
本イベントは、一般社団法人クロスユーが11月27日〜12月1日に開催する「NIHONBASHI SPACE WEEK 2023」のパートナープログラムです。

■登壇者紹介

浅谷学嗣氏
株式会社エクサウィザーズ/技術専門役員
大阪大学で”知能”の研究に没頭し、GPGPUを活用したDeep Learning用ライブラリや細胞画像認識システムを開発。在学中の2015年12月に人工知能研究会を立ち上げる。 2016年6月には株式会社エクサインテリジェンス(現 株式会社エクサウィザーズ)にAIエンジニアとして入社。画像・動画解析/異常検知/最適化など様々な分野のAIシステム開発に従事。 現在はロボットとAI技術を融合させたシステム開発を中心に技術開発を進め、2021年4月にAIエンジニアリングフェロー就任。2022年4月より現職。

西田亮也氏
株式会社TOWING / CTO
1995年8月生まれ。滋賀県信楽町出身。名古屋大学大学院工学研究科修了。名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程在籍。持続可能な超循環型農業を地球・宇宙双方で実現することをミッションに掲げ、2020年2月に株式会社TOWINGを兄と創業。高機能バイオ炭技術を活用した農業の脱炭素×有機転換の推進を中心とした研究開発や導入支援、資材の販売等の事業を行う。MIT テクノロジーレビュー主催「Innovator Under 35 Japan 2022」や「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」に 選出

羽生雄毅氏
インテグリカルチャー株式会社代表取締役CEO
2010年オックスフォード大学博士(化学)取得。東北大学多元物質科学研究所、東芝研究開発センター、システム技術ラボラトリーを経て、2014年細胞農業の有志団体”Shojinmeat Project”を立ち上げる。2015年インテグリカルチャー(株)を設立。インテグリカルチャー(株)では細胞農業の大規模化と産業化、Shojinmeat Projectでは大衆化と多様化に取り組んでいる。

岩本匡平氏
Sony Space Communications Corporation, President
ソニーコンピュータサイエンス研究所SOLプロジェクトリーダー
2003年4月に大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了後、ソニーに入社。研究所、技術戦略系部門を経て、2008年に米Xerox Palo Alto Research Center客員研究員。2016~2021年に宇宙航空研究開発機構主幹研究開発員を兼務。2020年7月にソニーコンピュータサイエンス研究所SOLプロジェクトリーダ。2020年に宇宙開発利用大賞内閣総理大臣賞、ISS Research Award。

城戸彩乃氏
株式会社sorano me 代表取締役社長
宇宙ビジネス関連のメディア「TELSTAR」や「宙畑-sorabatake-」の立上げを行い宇宙技術の情報発信・リサーチ・利活用企画に取り組んだのち、さくらインターネットにて「政府衛星データプラットフォームTellus」のプロダクト開発に携わり、起業。
sorano meでは、多分野人財のコミュニティから宇宙を利用した新たな事業を生み出すべくリサーチ、情報発信、事業開発、人材育成を行う。2022年よりネイチャーポジティブを目指す「株式会社Archeda」の外部取締役を兼任。また、衛星データを用いてサステナブルとウェルビーイングを両立するデザイン手法「Earth Experience Design」を研究している。
文部科学省 国立研究開発法人審議会 宇宙航空研究開発機構(JAXA)部会 委員、衛星地球観測コンソーシアム 社会実装分科会副主査、令和4年度経済産業省 2050年カーボンニュートラルに向けた若手有識者研究会 委員など。

近づく、宇宙と地上のテクノロジー SPACE meets DEEPTECH 2023
日時
2023年11月30日(木) 14:00〜16:30(13:30 受付開始)
定員
300人
場所
室町三井ホール&カンファレンス(中央区日本橋室町3丁目2−1 COREDO室町テラス 3階)
料金

無料

主催
MITテクノロジーレビュー[日本版]
プログラム

14:00〜14:05 開演・オープニング
14:05〜14:35 「AIロボットはどこまで人に近づけるのかーJAXAとのAIロボット開発を通して見た挑戦と展望」浅谷学嗣氏
14:35〜14:55 「地球・宇宙双方でのサステナブルな次世代農業を起点とした超循環社会の実現」西田亮也氏
14:55〜15:15 「必要な贅沢~宇宙で作る細胞性たんぱく源」羽生雄毅氏
15:15〜15:25 休憩
15:25〜15:45 「地上の技術から新しい宇宙通信システムを築く」岩本匡平氏
15:45〜16:25 パネルディスカッション「近づく、宇宙と地上のテクノロジー 〜ディープテックは宇宙でどう活かせるか?〜」
モデレーター:城戸彩乃氏
※プログラムは変更する場合がございます。

注意事項

■協賛
一般社団法人クロスユー、三井不動産株式会社

■注意事項
※イベント開催時間、各プログラムの開始終了時間は状況により変更する場合がございます。

申し込みページへ
人気の記事ランキング
  1. What’s on the table at this year’s UN climate conference トランプ再選ショック、開幕したCOP29の議論の行方は?
  2. This AI-generated Minecraft may represent the future of real-time video generation AIがリアルタイムで作り出す、驚きのマイクラ風生成動画
タグ
MITテクノロジーレビュー イベント事務局 [MIT Technology Review Event Producer]日本版 イベント運営チーム
MITテクノロジーレビュー[日本版]が開催するイベント情報をお知らせします。
日本発「世界を変える」U35イノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。2024年受賞者決定!授賞式を11/20に開催します。チケット販売中。 世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を随時発信中。

特集ページへ
MITTRが選んだ 世界を変える10大技術 2024年版

「ブレークスルー・テクノロジー10」は、人工知能、生物工学、気候変動、コンピューティングなどの分野における重要な技術的進歩を評価するMITテクノロジーレビューの年次企画だ。2024年に注目すべき10のテクノロジーを紹介しよう。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る