人類の究極の夢である「若返り」が今、一大投資分野へと発展しています。グーグルやアマゾン、オープンAIの創業者といったシリコンバレーのセレブからサウジアラビア王室までもが、加齢による病気を防ぎ、健康寿命を伸ばそうと、抗老化(アンチエイジング)研究を推進しています。なぜ今、若返り研究に注目が集まっているのでしょうか。また、近い将来、人類は若返りを手にできるのでしょうか。
今回のEmerging Technology Niteは、慶應義塾大学医学部整形外科学教室 特任講師の早野元詞先生に、世界の医学・生物学分野での現状と展望を解説いただきます。
※本イベントはオフライン(東京・飯田橋)/オンライン同時開催となります。チケット種別をお間違いのないようにお申し込みください。
■Emerging Technology Niteとは
MITテクノロジーレビュー[日本版]が平日夜に開催しているマンスリー・イベントです。最前線で活躍する研究者や起業家など有識者の方をお招きし、いま注目したいエマージング・テクノロジー(萌芽技術)や社会の最新動向をリアルの場でお届けします。
■登壇者紹介
早野 元詞(はやの もとし)
慶應義塾大学医学部整形外科学教室 特任講師
生命科学博士。 専門は老化、エピジェネティクス。DNA複製研究に従事し、2011年に東京大学大学院新領域創成科学研究科博士を取得。 2013年よりHuman Frontier Science Program (HFSP) long-term fellowおよび日本学術振興会海外特別研究員として米ハーバード大学医科大学院のデビット・A・シンクレアのラボへ留学。新規老化モデルICEマウスを構築。2017年に帰国し慶應義塾大学医学部、特任講師。2021年より現職。 株式会社坪田ラボ Chief Scientific Officer(CSO)。2023年よりOne Genomics. Inc, Founder、(株)Flox Bio、共同創業者。また、研究シーズ支援のため、ANRI株式会社、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ、エス・アイ・ピー株式会社などのアドバイザー。国内外の若手研究者のネットワーク、キャリア支援として一般社団法人 ASG-Keio代表理事、一般社団法人 海外研究者ネットワーク理事、NPO ケイロンイニシアチブ理事として従事。
あわせて読みたい『「若返り」研究』eムックのご紹介
MITテクノロジーレビューの有料会員限定PDFサービス「eムック」では、『「若返り」研究老化の壁は乗り越えられるか』 を公開中。虚実が錯綜する抗老化研究の現在を追った1冊です。ぜひご覧ください。