MITTR主催『学び直し「デザイン思考」』開催のご案内

MITTR Emerging Technology Nite #24 MITTR主催『学び直し「デザイン思考」』開催のご案内

デザイン思考は今、どのような領域でどう使われ、どのような成果をあげているのか。MITテクノロジーレビューは、「デザイン思考の現在を知る」をテーマにしたイベントを8月1日に開催する。 by MIT Technology Review Event Producer2023.07.14

MITテクノロジーレビューに今年4月に掲載された記事「世界を変えるはずだった「デザイン思考」とは何だったのか?」は、ツイッターで多数ツイートされるなど、ネット上で大きな反響を呼びました。背景には、2000年〜2010年代に一大ブームになった、デザイン思考をビジネスに適用すること、魔法の杖のような取り上げ方に対する懐疑的な見方や反発があるためだと考えられます。
この記事では、デザイン思考を社会課題解決ツールとしての側面から検証し、大きな成果をあげることはできなかったとしています。では、デザイン思考は今、どのような領域でどう使われ、どのような成果をあげているのでしょうか。

今回のEmerging Technology Niteは、デザイン思考が注目を浴びた背景や基本的な考え方のおさらいから、最新のユースケースやアップデートまで、「デザイン思考の現在を知る」をテーマに開催します。新規事業の立案や既存事業の見直しなど、ビジネスに実際に取り入れられる手法を、Google公認のデザインスプリントマスターでもある安藤幸央さんに解説いただきます。

※本イベントはオフライン(東京・飯田橋)/オンライン同時開催となります。チケット種別をお間違いのないようにお申し込みください。

■Emerging Technology Niteとは
MITテクノロジーレビュー[日本版]が平日夜に開催しているマンスリー・イベントです。最前線で活躍する研究者や起業家など有識者の方をお招きし、いま注目したいエマージング・テクノロジー(萌芽技術)や社会の最新動向をリアルの場でお届けします。

■登壇者紹介

 

安藤幸央(あんどう ゆきお)
株式会社エクサ 戦略企画部・エンターブライズ開発本部 / クリエイティブサービスデザイナー
北海道札幌生まれ、多種多様な業種の新規ビジネスや既存サービス の改善に従事。米国Google公認のデザインスプリントマスタ ー。
「シビックテックをはじめよう:米国の現場から学ぶ、エンジニア/デザイナーが行政組織と協働す るための実践ガイド」翻訳(BNN)、「 今日からはじめる情報設計」翻訳(BNN)、「デザインスプリント」監訳(オライリー)、特別寄稿:なぜ今、 AIのための「合成データ」が必要なのか?(MIT Technology Review)など翻訳、監訳、記事執筆多数。

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