12月第3週は日本橋に注目、アジア最大級の宇宙ビジネスイベント
昨年6000人を動員したアジア最大級の宇宙ビジネス・イベント「NIHONBASHI SPACE WEEK(日本橋スペースウィーク)」が、2022年12月12日から16日にかけて開催される。 by MIT Technology Review Brand Studio2022.12.02Promotion
6000人を動員したアジア最大級の宇宙ビジネス・イベント「NIHONBASHI SPACE WEEK(日本橋スペースウィーク)」が、今年も東京・日本橋にやってくる。2022年12月12日から16日にかけて、合計10もの関連イベントが日本橋周辺のホールなどで開催される予定だ。
主催は、三井不動産。同社は2018年ごろから、宇宙ベンチャーや宇宙機関などを日本橋周辺に誘致。宇宙関連ビジネスの集積と産業活性化を目指すプロジェクト「X-NIHONBASHI(クロス・ニホンバシ)」を立ち上げ、シェアオフィスやイベントスペースなどの「場」を整備するとともに、各種関連イベントなどの「機会」を提供してきた。
その集大成として昨年初めて開催されたのが、NIHONBASHI SPACE WEEKだ。昨年はコロナ禍にもかかわらず延べ6000人が参加し、宇宙ビジネスのキーパーソンたちが一堂に会する機会となった。
2倍に規模拡大した宇宙ビジネス展示会、IU35イベントも
2年目となる今年の目玉は、大幅に規模を拡大した展示会だ。「TOKYO SPACE BUSINESS EXHIBITION 2022」として、12月12日から14日の3日間、日本橋三井ホールと室町三井ホール&カンファレンスの2会場で開催される。昨年の2倍となる40区画を用意し、有力宇宙ベンチャーや各種関連団体、地方自治体などが出展する。会場内にはステージも用意され、出展企業のピッチや学会シンポジウムなどの「聴く」コンテンツも目白押しだ。
展示会場の外に目を向けると、内閣府主催のビジネスアイデア・コンテスト「S-Booster 2022」の最終選抜会(12月15日、日本橋三井ホール)、宇宙ビジネス推進団体のSPACETIDEによる交流イベント「SPACETIDE 2022 YEAR-END」(12月16日、室町三井ホール)、就職支援イベント「Mynavi Space Job Fair 2022」(12月13日、X-NIHONBASHI TOWER)などがある。
グローバル化も今年の注目のポイントだ。X-
また、12月15日には、MITテクノロジーレビューが、「Innovators Under 35 Japan」の今年の受賞者をお披露目する「Innovators Under 35 Japan Summit 2022 in Nihonbashi」を室町三井ホールで開く。宇宙開発を含む、ディープテック分野の若手イノベーター14人が自らの活動内容をプレゼンテーションするほか、審査員による特別講演などが予定されている。
米宇宙財団の報告によると、世界の宇宙産業は2021年には4960億ドル規模となり、この6年で1.5倍に成長したという。成長を牽引するのが、ベンチャーを中心とする民間企業だ。成長著しい宇宙産業はいまどこに向かっているのか? 12月第3週は、キーパーソンが集う日本橋で、その最新動向を収集するのがよさそうだ。
展示会などの多くのイベントへの参加は無料だが、事前の参加登録が必要だ。詳しくは公式サイトを確認してほしい。
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