聴くMITTR:パンデミックが残したイノベーションの萌芽
今週のオーディオ・ムック(β)では、今回のパンデミックを機に生まれたイノベーションとして、変異株追跡と新型コロナ経口薬の誕生の舞台裏を紹介する。 by MIT Technology Review Audio Studio2022.08.02
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、多数の死者を出すとともに、人々の生活にも多大な影響を与え、世界に暗い影を落とした。その一方、このパンデミックを機に、公衆衛生の分野では多くのイノベーションが生まれた。mRNAワクチンはその代表的なものだが、それだけではない。ごく短期間で開発された飲み薬、変異株を追跡する監視網など、次のパンデミックへの備えとなる技術の芽も息吹いている。
今週のオーディオ・ムック(β)では、今回のパンデミックを機に生まれたイノベーションとして、変異株追跡と新型コロナ経口薬の誕生の舞台裏を紹介する。
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今週の収録記事
新型コロナ変異株追跡、 試されたゲノム解析の真価
新型コロナウイルスのゲノム研究は、新しい変異株に対する対応策を実施するのに役立っている。パンデミックによって欧米だけではなく、アフリカや南アメリカにもゲノム・シーケンシングの手法が広がり、成果をあげている。そして、さらに世界を救う可能性を秘めている。
新型コロナ飲み薬 ワクチンだけじゃない 「最速誕生」の舞台裏
異例のスピードで進んだ新型コロナ・ワクチンの開発が注目を浴びる一方で、ファイザーは飲み薬の開発も急ピッチで進めていた。新しい次のパンデミックへの備えにもつながる可能性がある。
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