ロシアによるウクライナ侵攻に伴い、大量の出所・真偽不明の情報がSNS上で拡散されている。新型コロナウイルス感染症のパンデミックでも、エビデンスに乏しい医療情報や陰謀論がネットを介して広まった。自分や周囲の人の身を守るために、デマやフェイクニュースとどう向き合い、インターネットと付き合っていけばいいか。
今週のオーディオ・ムック(β)では、専門家からのアドバイスと、陰謀論に傾倒してしまったある起業家の物語を通した教訓をお届けする。
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MITテクノロジーレビューは毎週、旬のテーマを設定し、編集部がピックアップした記事を「オーディオ・ムック(β)」として音声化してお届けします。家事や運動をしながら、通勤しながら、手がふさがっていても記事が読める「聴く」MITテクノロジーレビューをお楽しみください。
なお、本コンテンツは音声合成技術で作成しているため、一部お聞き苦しい点があります。ご容赦ください。
今週の収録記事
露 ウクライナ侵攻で広がるデマ、片棒を担がないためには?
ロシアのウクライナ侵攻に伴い、ソーシャルメディア上では真偽不明の大量のニュースが飛び交っている。不用意な情報の拡散はたとえ善意であっても被害をもたらす可能性がある。
インフォシーク創業者が反ワクチン陰謀論の「英雄」になるまで
テック界の億万長者であるスティーブ・キルシュは、新型コロナに効き目のありそうな既存薬の治験に資金を提供していたが、エビデンスのない薬にのめりこみ、反ワクチン活動を展開した挙句、自身が任命した科学諮問委員会から見限られ、CEO職も辞することになった。
陰謀論やデマについて子どもと話し合うための15カ条
世間には常に多くの誤情報が飛び交っているが、大統領選の前後の期間中は特に顕著となった。自分は大丈夫だと思っていても、誤情報に対して絶対の耐性を持っている人などいないし、子どもであればなおさらだ。陰謀論や誤情報に対してどのように対処すべきか、専門家に聞いた。