民間宇宙旅行はもう億万長者だけのものではない。
先週、アリゾナ州の小さな新興企業が、シリコンバレーのベンチャーキャピタル、カナン・パートナーズとノーウェスト・ベンチャーズが主導する1500万ドルの出資契約を締結した。自社を「宇宙気球」会社と呼ぶワールドビューは、ロケットではなく気球で観光客を宇宙の入り口まで送ることを目指して設立された。一連の大規模な宇宙関連投資の中では最新のものだ。
また、小規模衛星の打ち上げをとりまとめる衛星技術会社のスペースフライト・インダストリーズは自社の地球画像撮影用衛星コンステレーションに対し1800万ドルの融資を受けると発表した。スペースフライト・インダストリーズは、誰でもスマートフォンからリクエストすれば、地球のどの場所の画像でも90分以内に90ドルの料金で提供できるサービスを目指している。シアトル地域に本拠を置く別の新興企業、プラネタリー・リソーシスは地球外の小惑星から鉱物を採掘する長期目標に向けて、5月に2000万ドル以上を集めた。
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