気候変動対策としてカーボンニュートラル(炭素中立)へ向けた取り組みが世界中で本格化する中、日本政府も2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにすると宣言しました。脱炭素社会の実現へ注目を浴びているのが、MITテクノロジーレビューの「2021年版ブレークスルー・テクノロジー10」の1つにも選ばれた「グリーン水素」です。再生可能エネルギー由来の電気を使って製造するグリーン水素の実用化へ向けて、欧州ではインフラの整備が加速しつつあります。一方で技術開発においては先行してきたはずの日本。グリーン水素は脱炭素の有望な選択肢となり得るのでしょうか?
今回は、環境エネルギージャーナリストの本橋恵一さんをゲストにお招きし、各国の取り組みを紹介しながら、日本におけるグリーン水素普及の可能性についてお話しいただきます。
※本イベントはオンライン開催となります。PC、タブレットなどを使ってご自宅からご参加ください。
■Emerging Technology Niteとは?
MITテクノロジーレビュー[日本版]が平日夜に開催しているマンスリー・イベントです。最前線で活躍する研究者や起業家など有識者の方をお招きし、いま注目したいエマージング・テクノロジー(萌芽技術)や社会の最新動向をリアルの場でお届けします。
※今回は特別編として、夜ではなく日中に、オンラインで開催します。
■登壇者紹介
本橋恵一(もとはし けいいち)
EnergyShift編集マネージャー/環境エネルギージャーナリスト
エネルギー専門誌「エネルギーフォーラム」記者として、電力自由化、原子力、気候変動、再生可能エネルギー、エネルギー政策などを取材。その後フリーランスとして活動した後、現在はEnergy Shift編集マネージャー。著書に「電力・ガス業界の動向とカラクリがよーくわかる本」(秀和システム)など