カリフォルニア州の曝露通知システムが12月10日、州全域で稼働した。つまりこれで、米国人の約半数が今や、新型コロナウイルス(SARS CoV-2)の感染者に近づいた場合に警告してくれるアプリのカバーする地域に暮らすことになる。
MITテクノロジーレビューは、米国及び世界中の接触追跡アプリ開発を監視する「コビッド・トレーシング・トラッカー(Covid Tracing Tracker)」の一部として、こうしたアプリの展開状況を監視している。接触追跡アプリは今や、19の州とワシントンDC、グアム、プエルトリコで稼働している。そのほか、試用期間中であるか、スマートフォンをベースにした曝露通知の使用を検討していると述べた州もいくつかある。
グーグルとアップルが設計したシステムを使用している複数の州の接触追跡アプリと同様に、カリフォルニア州のアプリは、新しいアイフォーンのOSに内蔵されている。そのため、設定メニューでオンにする必要があるだけだ(アンドロイド・ユーザーは今でもソフトウェアをダウンロードする必要があるが、それも間もなく変更となるはずだ)。米国の州ごとのアプリの状況 …