WHOへの資金凍結を発表したトランプ大統領に批判が殺到
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Trump’s decision to freeze WHO funding has been condemned WHOへの資金凍結を発表したトランプ大統領に批判が殺到

新型コロナウイルスのパンデミックにおいて世界保健機関(WHO)が不適切な行動をとったとしてWHOへの資金拠出の凍結を発表したトランプ大統領に対し、世界中の政治指導者および科学専門家から厳しい批判が寄せられている。 by Charlotte Jee2020.04.18

トランプ大統領が4月14日に下した、世界保健機関(WHO)に対する米国の資金拠出を凍結する決断は、世界中の政治指導者および科学専門家の批判に晒されている。トランプ大統領は同日、「コロナウイルスの感染拡大への対処における重大な不手際と隠ぺいにあたってWHOが果たした役割」を調査する期間として、WHOへの資金拠出を60日から90日間停止すると発表した。米国はWHOの最大の資金提供国であり、2019年は予算合計約60億ドルのうち約5億ドルを提供している。

トランプ大統領の決断に対する批判は、すばやく厳しいものであった。以下のコメントはそのほんの一部である。

トランプ大統領の動きは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに関する批判を他に転嫁する動きであると解釈されるだろう。米国は今回のパンデミックによって、どの国よりも大きなダメージを受けている。しかしWHOは、1月10日にはすでに新型コロナウイルス感染症がヒトからヒトへ感染するリスクについて米国に警告を発している。