2016年はテクノロジーの当たり年だった。実質現実(VR)はかつてないほど現実に近づき、ロボットもだいぶ賢くなった。科学者は、高い精度でヒトの細胞をひとつひとつ研究するにはどうすればいいかも理解した。こうした驚異的発展をもっともうまく表現する方法といえば、魅力的なGIFだ。この記事では、MIT Technology Reviewが今年の記事で使った最高のGIFを紹介する。
1.人工知能は掃除が苦手 お掃除ロボはルンバ止まり?
いいこと:掃除ロボットの研究が進んでいる
悪いこと:研究はいつ終わるかわからない
2.マーク・ザッカーバーグが生物学の基礎研究に10年で私財30億ドル出資
億万長者のマーク・ザッカーバーグは、ヒトの全細胞の地図を作成するアイデアを支援する初めての大規模な寄付者になった。
3.巨大組織がイノベーティブであるため、GEは工場に研究所を作った
巨大メーカーのGEは、操業48年目のタービン工場の隣に、7300万ドルの研究開発施設を建設する。目標は付加製造(Additive Manufacturing)工程などによる、より優秀で高速なイノベーションだ。
4.オキュラス・タッチとリフトを組み合わせたら最高に楽しい
新しいハンド・コントローラーによって実質現実はますます現実と見分けがつかなくなってきた。
5.なぜグーグルは史上最高の出来のロボットを売却するのか?
ボストン・ダイナミクスを売却することで、巨大検索企業は、素晴らしい人型ロボットでも有望な製品に仕上げるのは困難だと認めているのかもしれない。
6.1日でデザインから量産 ファスト・ファッションにロボット革命
衣服の製造工程の大部分は、いまだに手作業だ。現在、一部の衣料品メーカーは手作業を自動化したいと考えている。
7.フリーズドライ分子で宇宙空間でも医薬品を製造
「水を加えるだけ」がDNA等の分子をさまざまな医薬品の創薬に必要な小さな反応ペレットに変える、新たな凍結乾燥(フリーズドライ)法のキャッチフレーズだ。
8.イノベーター・アンダー35: アダム・ブライ(27)
アダム・ブライが企業したスカイディオが「開発中の消費者向けドローンは、物理的な世界を理解し、ユーザーに知的に反応し、情報を意思決定するために利用できる」。
9.ファナックがNVIDIAと提携 産業用ロボットに強化学習
工場用ロボットアームメーカーであるファナックは、ロボットアームに仕事を覚えさせようとしている。
おまけ
失敗続きのアップルに魅力的なスマートグラスが作れるのか?
アップルは拡張現実に集中するべく、準備をはじめている可能性がある。