世界トップ級の専門家が指摘する「ディープフェイク」の恐るべき未来
ディープフェイク技術の進歩の速さは、先駆者であるハオ・リーすら驚くほどだ。ディープフェイク映像は急速に現実の映像に近づいており、数年後には両者を見分けるのは困難になるという。 by Patrick Howell O'Neill2019.09.24
人工知能(AI)を活用するディープフェイク映像技術は、世界のトップクラスの専門家の想像すら超えた速度で進歩している。
その驚くべき軌跡は、数年以内に事実上見破ることのできない完璧なディープフェイクが可能になることを意味している。ディープフェイクの草分けであり、南カリフォルニア大学のハオ・リー准教授は、9月18日のMITテクノロジーレビュー主催のカンファレンス 「Em Tech(エムテック)」でそのように述べた。
リー准教授は、カリフォルニア大学バークレー校のハニー・ファリド教授と密接な協力関係にある。ファリド教授は、世界最高のデジタル・フォレンジック科学者の1人だ。つまるところ、ファリド教授の仕事はリーが作るようなディープフェイクを見抜くことだ。同教授とリー准教授は広い意味で協力関係にある。
「私たちはディープフェイクが完璧になると仮定したアプローチで協力し合っています。2~3年後には完璧になると思っています。それが本物なのかフェイクなのか見分ける方法がなくなるので …
- 人気の記事ランキング
-
- Can the US battery market untangle from China? 送電網の蓄電池から中国製を締め出し、米国が払う「自立」の代償は
- Promotion How AI could reshape Japan’s white-collar workforce 【10/6開催】AIで浮いた人材、次の一手は地方に——冨山和彦氏ら登壇
- This geneticist’s age-reversal tech could help restore sight 失明マウスの視力回復に成功、若返りブームの震源となった研究者
- Donated livers can be made biologically younger 「若返る」提供肝臓、機械灌流が生物学的年齢を逆戻りさせる
- Meet a mouse whose brain cortex is made up of human cells 脳容積の半分がヒト細胞に、スタンフォード大が作った「異種皮質マウス」
