人間とロボットの「協働」でモノづくり現場を革新するベンチャー
自動車メーカーの工場ではずっと以前から産業用ロボットが使われているが、人手のみに頼る工程もまだ残っている。こうした工程でも、人間とロボットが協働できればより効率的に作業ができるはずだ。スタートアップ企業のヴェオ・ロボティクスは、人間と協働できるロボットと、協働のシナリオを開発している。 by Mike Orcutt2018.09.20
自動車メーカーはすでに何十年も、工場でロボットを使用してきた。しかし、工場で使われている巨大な産業機械は、人間が近くで一緒に作業をするにはあまりにも愚かで危険だ。「ヴェオ・ロボティクス(Veo Robotics)」というスタートアップ企業は今、この問題を解決すべく取り組んでいる。人間の同僚と共に、安全に作業ができる作業ロボットを生み出そうとしているのだ。
いくらヴェオがスタートアップ企業とは言っても、単に速く動くだけで、周囲のものを壊してしまうロボットを作るわけにはいかない。なぜならロボットが壊してしまう周囲のものとは、この場合、人間であるからだ。9月12日に開かれたMITテクノロジーレビュー主催のカンファレンス「EmTech(エムテック)」で、同社のクララ・ヴー最高経営責任者(CEO)はそう語った。だからこそ、複数の大手メーカーがすでにヴェオのテクノロジーをテストし、人間と工場ロボットが共に、安全に働くシナリオを検討し始めている事実は意義深いのだ。
製造業者 …
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