KADOKAWA Technology Review
×
【1/31東京開催】若手研究者のキャリアを語り合う無料イベント 参加者募集中
深層学習の「次」を研究する
MITのAIプロジェクトは
何を目指すのか?
カバーストーリー 無料会員限定
A plan to advance AI by exploring the minds of children

深層学習の「次」を研究する
MITのAIプロジェクトは
何を目指すのか?

マサチューセッツ工科大学(MIT)が立ち上げたAIの大規模な新プロジェクト「MIT知性の探求(MIT Quest for Intelligence)」は何を目指すのか。責任者であるジョシュア・テネンバウム教授が、MITテクノロジーレビュー主催カンファレンス「EmTech(エムテック)」で語った。 by Will Knight2018.09.14

人工知能(AI)の次なる飛躍は、私たち自身の心にかかっているのかもしれない。

そう語るのは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のジョシュア・テネンバウム教授だ。計算論的認知科学の研究室を率いるテネンバウム教授は現在、MITの新しい大規模AIプロジェクトである「MIT知性の探求(MIT Quest for Intelligence)」の責任者を務めている。

知性の探求プロジェクトでは、コンピューター科学者とエンジニアが、神経科学者および認知心理学者と協働して、AIの根本的な発展を導く研究を実施する。テネンバウム教授は9月11~14日に開催中のMITテクノロジーレビュー主催のカンファレンス「EmTech(エムテック)」で、プロジェクトとAIの発展に関する所見を発表した。

ここ数年間、AI分野では素晴らしい発展がいくつか見られた。だが、大部分が、機械学習における一握りの飛躍、とりわけ大規模な深層ニューラル・ネットワー …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
【冬割】実施中! 年間購読料20%オフ!
人気の記事ランキング
  1. OpenAI has created an AI model for longevity science オープンAI、「GPT-4b micro」で科学分野に参入へ
  2. Promotion Innovators Under 35 Japan × CROSS U 【1/31開催】若手研究者対象・キャリア戦略を考える無料イベント
  3. 10 Breakthrough Technologies 2025 MITTRが選んだ 世界を変える10大技術 2025年版
  4. Interest in nuclear power is surging. Is it enough to build new reactors? 原発への「追い風」は発電所新設を後押しするか?
▼Promotion
MITTRが選んだ 世界を変える10大技術 2025年版

本当に長期的に重要となるものは何か?これは、毎年このリストを作成する際に私たちが取り組む問いである。未来を完全に見通すことはできないが、これらの技術が今後何十年にもわたって世界に大きな影響を与えると私たちは予測している。

特集ページへ
日本発「世界を変える」U35イノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る