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ウォルマートの棚管理ロボ、50店舗で総計3200キロを踏破
Bossa Nova
Walmart’s bot brigade is about to hit the 2,000-mile mark

ウォルマートの棚管理ロボ、50店舗で総計3200キロを踏破

ウォルマートの商品棚をスキャンするロボットが動き回っている。ウォルマートが全米50店舗にロボットを配備すると発表してから4カ月、(なんとなくラマのような外見の)自動機械は店内の通路をすでに3200キロ近く移動した。

ウォルマートのイノベーション担当副社長のジョン・クレセリアスによると、ロボットは店内の食品と消耗品の売り場を日に3回スキャンして回っているという。品切れになっている商品、値段の間違い、そのほか店員たちが注意する必要のあるものを探し回る。ロボットはこれまでに、総計約7800万個の商品をスキャンした。

ざっと計算してみると、1台のロボットが1日に1万3000回スキャンしていることになる。

ウォルマートは客の出入りや客層の変化が多い地域にロボットを配備した。「最初に配備した50店舗では、ロボットによって意味のある成果を生み出すことに主眼を置いてきました」とクレセリアス副社長は語る。ウォルマートは引き続きデータを集めた上で、ロボットの配備を拡大するかどうかを検討する計画だ。

ロボットを製造した企業、ボサノバ(Bossa Nova)のマーチン・ヒッチ最高業務責任者(CBO)によると、買い物客の反応はさまざまだったという。ロボットに興味を示した客もいたが、少なくとも50%の客はロボットを完全に無視していたそうだ

エリン・ウィニック [Erin Winick] 2018.03.13, 11:43
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