業績絶好調のテック企業の暴走を止めるのは誰か?
アマゾン、アップル、アルファベット(グーグル)、マイクロソフト、フェイスブックは、これまでにないほど好調だ。
念のためにいうが、大手テック企業は今、集中砲火を受けている。フェイスブックはねつ造ニュースをめぐって責め立てられ、アップルはスマホ中毒のことで叩かれ始め、グーグルはEUで反競争的行為で裁かれ、アマゾンは職を奪っていると非難されるなど、状況は良くない。
一方で、米国での株式時価総額トップ企業であるこれら5社は、先週、輝かしい四半期収益を発表した。アップルの売上高は13%上がり、アマゾンの利益は初めて10億ドルを超えた。フェイスブックはユーザーは減ったが、売上高は増えた。アルファベット(グーグル)は四半期の売上高を32期連続で伸ばしている。マイクロソフトの売上高は12%増加した。万事順調だ。
少なくとも、キャッシュフローで判断すると、これらのテック企業に責任を問おうとする試みはどれもまだうまくいっていない。では、どうしたらいいか? エコノミスト誌は最近、どうすれば私たちがテック企業の暴走を監視できるのか、興味深い見方を示している。