フェイスブック、利用者減でも「想定内」と強気の姿勢
フェイスブックの評価指標は一般的な考えとは異なる方向に向かっている。だが、それでもフェイスブックは、「フェイスブックをより良い空間にするための計画の一部」だと主張している。
2017年第4四半期のフェイスブックの利用時間は、第3四半期に比べて1日あたり5000万時間も減った。これは1人のユーザーが1日にフェイスブックに費やす時間が2.4分減ったと読み替えられる。北米の1日あたりのアクティブ・ユーザー数も初めて減少した。
マーク・ザッカーバーグCEOは、この結果はフェイスブックがより「意義のある」ニュース・フィードを採用したためで、予想できたことだと語っている。減少の主な要因は、拡散目的のバイラル動画を規制したためだという。このニュースは、フェイスブックがあまりにも依存性が高いと批判している人たちを勢いづけそうだ。
こうした低迷にも関わらず、フェイスブックは依然として過去最高の売上を達成した。だが、多くのフェイスブックから遠ざかったユーザーは、フェイスブックが類を見ないほど必死に離れたユーザーを呼び戻そうとしていると報告している。すべてが計画通り、というわけではなさそうだ。