KADOKAWA Technology Review
×
【冬割】 年間購読料20%オフキャンペーン実施中!

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

ロボットやAIに奪われる仕事は14%、OECD予測
Only 14 percent of the world has to worry about robots taking their jobs (... yay?)

ロボットやAIに奪われる仕事は14%、OECD予測

経済協力開発機構(OECD)は、32カ国に影響を及ぼす仕事の自動化について分析をした重要な報告書を公表した

2016年の報告書で、OECDは米国および世界の仕事の9%が「高い確率で自動化される」問題に直面していると主張していた。自動化問題に関して最も頻繁に引用されるオックスフォード大学のカール・フライ博士とマイケル・オズボーン研究員の論文(2013年)では、米国の仕事の47%が自動化される可能性が高いとしており、予測に相当の乖離があった。

OECDの最新の報告では、多くの国を対象に分析した結果、14%の仕事が高い確率で自動化が可能であるという。米国では自動化が進むことで10%の仕事が失われると結論付けている。さらに、世界の32%の仕事は内容が変化し、かなりの数の労働者の再教育が必要となるという。

OECDとフライ博士らの調査結果の差から分かるように、こうした予測は必ずしも正確ではない。それどころか、この問題に関する研究すべてを集めると、専門家の数だけの予想があることが分かる。

エリン・ウィニック [Erin Winick] 2018.04.03, 15:57
日本発「世界を変える」U35イノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。2024年受賞者決定!授賞式を11/20に開催します。チケット販売中。 世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を随時発信中。

特集ページへ
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
【冬割】実施中! 年間購読料20%オフ!
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る