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NASA、新方式の3Dプリントでロケット部品製造へ
NASA/MSFC/David Olive
NASA has developed a way to 3-D-print its rocket nozzles

NASA、新方式の3Dプリントでロケット部品製造へ

米国航空宇宙局(NASA)はついに、ロケット・エンジンの超高熱に耐え得る部品を付加製造(additive manufacturing)技術で生産する目処を付けた。

NASAが新たに特許を取得したのは、「レーザー・ワイヤー・ダイレクト・クローズアウト(laser wire direct closeout:LWDC)」と呼ばれる方法だ。金属を使う一般的な3Dプリント(「2018年版ブレークスルー・テクノロジー10:3D金属プリンティング」を参照)とは本質的に異なり、レーザーと金属線を使って金属同士を強固に接着し、精密な構造を作り出す。

LWDCを使うことで、ロケット・ノズルの製造時間を数カ月から数週間にまで短縮できる。NASAマーシャル宇宙飛行センターの上級技術者ポール・グラドルは、「従来の製造過程のいくつかの段階を省いた、より堅牢な製造過程を作り上げたいと考えました」と述べている。いくつかの段階を省くことで、より迅速な製造が可能になるのだ。

NASAは今後、LWDCを適用するさらなる用途を、航空宇宙産業全般に渡って模索していくとしている。

エリン・ウィニック [Erin Winick] 2018.03.22, 11:21
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本当に長期的に重要となるものは何か?これは、毎年このリストを作成する際に私たちが取り組む問いである。未来を完全に見通すことはできないが、これらの技術が今後何十年にもわたって世界に大きな影響を与えると私たちは予測している。

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