グーグルに現在地の追跡を「本当に」止めさせる方法
ユーザーは、グーグルが現在地を特定する機能を無効にしたつもりでいるかもしれない。しかし、それでもまだグーグルが、ユーザーの居場所を知る可能性は十分に残っている。
8月13日付のAP通信の報道によると、グーグルのアプリは、たとえ利用者が「ロケーション履歴」機能をオフにしていても、位置情報を収集できることが明らかとなった。
グーグルによるスマートフォンの位置情報監視の許可を取り消したい場合は、常に「ロケーション履歴」と「Webとアプリのアクティビティ」の両方を無効にする必要がある。やり方は次の手順の通りだ。
1. アンドロイド(Android)搭載端末の「設定」、あるいは、iOS搭載端末のグーグル マップ・アプリで「設定」を開く。
2. アンドロイド端末であれは「データとパーソナライゼーション」内の「ロケーション設定」、 iOS端末であれば「ロケーション設定」を探す。
3. アカウント、および/または端末の「ロケーション履歴」をオフにする。
4. 自分のグーグルアカウントの「アクティビティ管理」ページにアクセスする。
5. 「ウェブとアプリのアクティビティ」をオフにする。これで、位置情報を含む情報が、いかなる端末からもアカウントに保存されなくなるだろう。
位置情報や追跡機能を無効にするか、有効にし続けておくかはユーザー次第だ。有効にしておくと、通勤所用時間の自動計算(グーグル・ナウの機能)や自分のエリアに関連した広告を多く見られるなど、グーグルで多くの機能を活用ができる。一方、無効にすれば、ユーザーは自分のプライバシーを守ることができ、また、自分のデータの大半を自分だけのために留めておけるだろう。
- 参照元: AP