米外食チェーン、絶妙な焼き加減で肉を返すバーガーロボを採用
カリフォルニアのレストラン・チェーンであるカリバーガー(CaliBurger)では今、ロボットが焼いたハンバーガーを手にすることができる。
ミソ・ロボティクス(Miso Robotics)のロボット「フリッピー(Flippy)」が最初のパテを焼いたのは1年前だ。その後、技術を磨き、今では実際のレストランで調理する準備が完了している。フリッピーはカメラ、3Dセンサー、赤外線画像を使用して焼け具合をモニターし、ちょうどよいタイミングでパティをひっくり返して移動させる。
とはいえ、ハンバーガーを作る作業はまだほとんど、フリッピーの人間の同僚が担当している。フリッピーの当初の労働スケジュールは週10時間半とのんびりしたものだ。人間のアシスタントも依然として必要で、フリッピーの作業中に生のパティをきちんと並べたり、ハンバーガーに具を追加したりしている。
米国の公共ラジオネットワークのナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)によると、 フリッピーの小売価格は現在6万ドルだ。ただし、カリバーガーが6カ月間のロボット独占使用権を有している。 残念ながら、自分用のハンバーガー・シェフを購入するにはもう少し待つ必要がありそうだ。