フェイスブック、批判を受けプライバシー設定を見直し
フェイスブックは、プライバシーをユーザーがより管理できるようにしていくとアピールしている。
フェイスブックは、プライバシー・メニューの簡略化と説明の追加によって、プライバシーに関する設定にすばやくアクセスできるようにすると発表した。加えて、従来から変更のなかった設定を見やすくし、アプリにどの情報が共有されている(またはされていないか)を確認できるようにする。また、フェイスブックが保有するユーザーの個人情報を簡単にダウンロードし、フェイスブックが何を把握しているのか確認できるようにする。
BBCの報道では、フェイスブックは自分のアカウントを削除するオプションの場所をさらに分かりやすくする予定だ。
フェイスブックは、データ分析企業ケンブリッジ・アナリティカ(Cambridge Analytica)への莫大なユーザーデータの流出が原因となり、大規模なスキャンダルの渦中にある。今回の変更は利用者自らがプライバシーをより適切に管理するための合理的な策だが、これによって政府や弁護士、批評家からの追求を免れることはない。
- 参照元: ソーシャル・ネットワークが、より利用者がプライバシーを管理できるよう対策を講じていくことをアピールしている。