フェイスブック、「ROM専は体によくない、書き込むべき」と主張
驚いたことに、フェイスブックは、フェイスブックが人々にとって有益か有害かを比較検討する記事を投稿した。
記事は、消極的なFacebookユーザー(自からは書き込みをしないで読むだけだったりリンクをクリックしたりするだけのユーザー)は精神的健康状態が悪化している、と発表した全米疫学学会誌の研究に注目。一方で、「コンピューターを介した人のコミュニケーション(CMC:Computer-Mediated Communication)」の学会誌で発表された研究を引用し、積極的にフェイスブックに関わるユーザー(他人と多く関わりあっている人)は幸福度が高いとしている。
長すぎるから要約すると、フェイスブックは、幸せになるためにはもっと積極的にフェイスブックを使うべきだと主張している。これは、2通りの受け止め方があるだろう。マーク・ザッカーバーグがフェイスブックをもっと盛り上げようとしているか、あるいはやっとフェイスブックがユーザーにどのような影響を与えるのかに関心を持ち始めたか、そのどちらかだ(無限に続くSNSのチェックによって、どれだけ思考力が鈍ってしまうのか、MITテクノロジーレビューの記事も読んでほしい)。
希望もある。フェイスブックはエンゲージメント・ベイト(「〜したらシェア」「いいね!したらプレゼント」のようなエサによってシェアやいいね!を稼ぐこと)を厳しく取り締まるという(アクシオス(Axios)の記事を参照)。