KADOKAWA Technology Review
×
【冬割】 年間購読料20%オフキャンペーン実施中!

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

運転手なしの自律自動車、カリフォルニアで試験運転が可能に
Waymo
Autonomous cars can cruise without a safety driver in California from April

運転手なしの自律自動車、カリフォルニアで試験運転が可能に

カリフォルニア州の規制当局は、ついにテック企業らがずっと待ち望んでいたロボット自動車の試験運転を許可する。

ニューヨーク・タイムズ紙の報道によると、カリフォルニア州の新たな条例では、4月2日以降、自律自動車にセーフティ・ ドライバー(安全を確保する人間の運転手)が同乗しなくてもよくなる。ただし、車を遠隔操作可能なオペレーターがいて、 問題が起こった場合には他の人間(警察など)と連絡が取れるようにする必要がある。

自律自動車側は(とりあえず)準備完了だ。 ウェイモはアリゾナ州フェニックスですでにセーフティ・ ドライバー無しで自律自動車の試験運転をしている。ゼネラルモーターズ(GM)はハンドルのない改造型自律運転シボレー・ボルトを、まさにそのような試験に向けて開発している。こうした企業が実用に向けて準備万端整っているかどうかは、もちろん別問題だ

自律自動車にセーフティ・ ドライバーが必要なくなることは重要な一歩だ。こうした試験運転を通して、自律自動車の進歩が加速されていくからだ。(人間をカーシートに変装させなくても)一般大衆を奇妙な自動車に馴染ませられるし、企業側も自律自動車が実際に商用で使われる際と同じような試験ができる。

ジェイミー コンドリフ [Jamie Condliffe] 2018.02.28, 12:12
日本発「世界を変える」U35イノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。2024年受賞者決定!授賞式を11/20に開催します。チケット販売中。 世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を随時発信中。

特集ページへ
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
【冬割】実施中! 年間購読料20%オフ!
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る