KADOKAWA Technology Review
×
【冬割】 年間購読料20%オフキャンペーン実施中!

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

過熱するAI人材争奪戦、非営利団体でも年収100万ドル超え
Eucalyp and Vectors Market from the Noun Project
AI expert salaries are topping $1 million—even at non-profits

過熱するAI人材争奪戦、非営利団体でも年収100万ドル超え

人工知能(AI)の世界でがっぽり稼ぐためには、巨大な営利企業で働く必要はない。

ニューヨーク・タイムズが非営利団体のオープンAI(OpenAI)の税務申告を調べたところ、驚くような数字をいくつか発見した。2016年にトップの研究者が190万ドル超も稼いでいたのだ。専門家の1人イアン・グッドフェローは非常勤だが年間80万ドル超の報酬を受け取っていた(日本版編注:グッドフェローはグーグルに所属している)。

AIのトップ人材を集めたいと思ったら、その方法はシンプルだ。予算の大部分を彼らの賃金に充てればよい。オープンAIの初年度の予算1100万ドルのうち、700万ドル以上が給与と手当に充てられていた。

スキルの高いAIの専門家は不足しており、そのことが報酬をとんでもない額へと釣り上げている。トップクラスのテック企業は、事業を成功させるためにAIをますます重要視している。一部のばかげた採用活動を含め、超一流の頭脳を呼び込むために、テック企業はどんなことでもやろうとするだろう。

エリン・ウィニック [Erin Winick] 2018.04.23, 19:33
日本発「世界を変える」U35イノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。2024年受賞者決定!授賞式を11/20に開催します。チケット販売中。 世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を随時発信中。

特集ページへ
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
【冬割】実施中! 年間購読料20%オフ!
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る