
リチウムイオン電池は電気自動車(EV)には使われているが、航空機産業や大型トラック輸送業、海運業など、その他の重要な産業で使用するには力不足だ。リチャード・ワン(33歳)はこの問題に取り組むため、キューバーグ(Cuberg)を創業した。製造のしやすさを考慮しつつ、エネルギー密度が非常に高いリチウム金属電池を開発したのだ。「輸送産業の電化・脱炭素化を加速するためには、こうした最先端の電池が不可欠です」と彼は言う。2021年、スウェーデンの電池メーカー「ノースボルト(Northvolt)」はキューバーグを買収した。ワン創業者によると、同社は現在、電気航空機分野のパートナー企業とともに最初のデモフライトに向けて奮闘しているという。
- 人気の記事ランキング
-
- What is vibe coding, exactly? バイブコーディングとは何か? AIに「委ねる」プログラミング新手法
- A Google Gemini model now has a “dial” to adjust how much it reasons 推論モデルは「考えすぎ」、グーグルがGeminiに調整機能
- Meet the researchers testing the “Armageddon” approach to asteroid defense 惑星防衛の最終戦略 科学者たちが探る 「核爆発」研究の舞台裏
- Anthropic can now track the bizarre inner workings of a large language model 大規模言語モデルは内部で 何をやっているのか? 覗いて分かった奇妙な回路