刑務所から出所した人は、生活を元に戻すのに苦労することが多い。しかし研究によると、刑務所収容中に家族と連絡を取り合い教育を受けることで、出所後の展望が大幅に改善するという。アミーリオ(Ameelio)の共同創業者でもある31歳のウゾマ・オルチングワ最高経営責任者(CEO)は、無料の通信手段と教育プラットフォームを通じて、受刑者にこうしたメリットを提供したいと考えている。オルチングワCEOによると、刑務所における通信手段がわずか2社に牛耳られていることが大きな問題だという。「受刑者家族は、収容されている家族(受刑者)と連絡を取り合うために、最高で月500ドルもかかってしまうのです」。オルチングワCEOの目標は、こうしたいびつな構造を破壊し、その過程で受刑者が学位や仕事を得られるよう支援し、再犯や再収容を減らすことだ。
- 人気の記事ランキング
-
- OpenAI has created an AI model for longevity science オープンAI、「GPT-4b micro」で科学分野に参入へ
- Promotion Innovators Under 35 Japan × CROSS U 無料イベント「U35イノベーターと考える研究者のキャリア戦略」のご案内
- AI means the end of internet search as we’ve known it 「ググる」時代の終わり、 世界の知識を解き放つ 生成AI検索がもたらすもの
- 10 Breakthrough Technologies 2025 MITTRが選んだ 世界を変える10大技術 2025年版
- Driving into the future 「世界を変える10大技術」の舞台裏、2024年の誤算とは?