KADOKAWA Technology Review
×
【冬割】 年間購読料20%オフキャンペーン実施中!
材料科学
Chad Hagen
35歳未満のイノベーター35人 2022材料科学
ナノスケールのコンポーネントで設計・製造された材料が、科学と工学のあらゆる分野の可能性を変える

Naoji Matsuhisa 松久直司

所属: 東京大学

長時間着用しても不快にならない、伸縮性に優れたダイオードを開発。

ウェアラブル・デバイスは日頃から身に着けることで、健康状態を監視するのに役立つが、これまでの製品は長時間肌に触れることを考えると硬すぎるという問題がある。東京大学の松久直司准教授(32)は、薄いゴムシートでできた伸縮性に優れたダイオードを開発した。このダイオードは、電子無線通信機器に使われる13.56MHzの高周波で動作する。従来の伸縮性半導体デバイスは動作周波数が最大100Hz程度だった。伸縮性のある回路は、硬くて壊れやすい電子部品を柔らかい材料に埋め込むようなものが多いが、松久准教授は電子部品そのものに柔軟性を持たせている。

人気の記事ランキング
  1. Promotion Innovators Under 35 Japan × CROSS U 無料イベント「U35イノベーターと考える研究者のキャリア戦略」のご案内
  2. AI’s search for more energy is growing more urgent 生成AIの隠れた代償、激増するデータセンターの環境負荷
人気の記事ランキング
  1. Promotion Innovators Under 35 Japan × CROSS U 無料イベント「U35イノベーターと考える研究者のキャリア戦略」のご案内
  2. AI’s search for more energy is growing more urgent 生成AIの隠れた代償、激増するデータセンターの環境負荷
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る