「私がスカイディオを共同で創業したとき、私たちは人々がドローンで何をしたいのかよくわかっていたので、ドローンはできるはずのことに比べて完成度が低いと気付きました。現在、大半の消費者は、箱から出して木に引っ掛けてしまいます。
私たちが作っている消費者向けのドローンは、物理的世界を理解し、人間に知的に対応し、そうした情報を利用して状況判断ができるのです。ドローンにはカメラが付いていて、コンピューター・ビジョンで動きを追跡し、物理的世界を3次元で把握できるようになっています。『これは人』、『これは木』と理解します。私たちは、ドローンが木などの障害物のそばを問題なく確実に自動飛行し、歩いている人や走っている人、自転車に乗る人について行けることを実演してみせました。

毎週毎週、より賢く、より多くのことができるようになります。異なる状況で行動し、反応するようになるのです。
まだ多くのことを話すつもりはありませんが、弊社の製品はハイエンドの消費者向けであり、熟練したパイロットと同等以上の飛行能力があります。ユーザーの周りのどこでも飛び回るカメラは、とても役立つツールになるでしょう。ドローンは、モバイル・ロボットが初めて広く利用される分野になる可能性が高いのです。ドローンが世の中に出回り始め、人々がドローンを操作し、関わり始める、興味深い未来がやって来ます。
(トム・サイモナイトに語る)
- 人気の記事ランキング
-
- What is vibe coding, exactly? バイブコーディングとは何か? AIに「委ねる」プログラミング新手法
- A Google Gemini model now has a “dial” to adjust how much it reasons 推論モデルは「考えすぎ」、グーグルがGeminiに調整機能
- Meet the researchers testing the “Armageddon” approach to asteroid defense 惑星防衛の最終戦略 科学者たちが探る 「核爆発」研究の舞台裏
- Anthropic can now track the bizarre inner workings of a large language model 大規模言語モデルは内部で 何をやっているのか? 覗いて分かった奇妙な回路