ビジネスの世界に溢れかえるデータに、企業は溺れかかっている中、ネハ・ナルケーデは企業に泳ぎ方を教えている。ソーシャルネットワーク・サービスを提供するリンクトイン(LinkedIn)のエンジニアであるナルケーデは、ユーザークリックやプロフィール更新などの流れ込んでくるデータの激流を素早く処理するために、「アパッチ・カフカ(Apache Kafka)」と呼ばれるオープンソースのソフトウェア・プラットフォームの開発に協力した。大きなチャンスを感じたナーケーデは2014年、企業向けにアパッチ・カフカのツールを構築するスタートアップ企業「コンフルーエント(Confluent)」を共同創業した。
ナルケーデは、同プラットフォームが幅広い企業に採択される原動力となっている。ゴールドマン・サックスはトレーダーにリアルタイムで情報を伝え、ネットフリックスはおすすめ映像のためのデータを収集し、ウーバーは需要が高まったら価格をつり上げるシステムのためにデータを分析している。企業はコンフルーエントのプラットフォームを使うことで、例えば、複数のデータセンター間で情報を同期し、中央コンソールを通して動きを監視することが可能になる。
「このテクノロジーは、大規模にデータを集計して1ミリ秒の間に意味を見い出す、企業の中枢神経系と言えます」とナルケーデは話す。「実質的に全ての企業が、当社が提供するテクノロジーによって利益を得られるでしょう」。
(エリザベス・ウォイク)
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