1. イェール大学の研究チームが、死んで間もないブタから取り出した脳に人工血液を循環させることで、脳細胞の活動を回復させることに成功した。蘇生させた脳は「昏睡状態」で、意識を取り戻した証拠は得られなかったが、もしも人間の脳に適用されたら、倫理上・法律上の物議を醸しそうだ。 Antonio Regalado7年前

  2. 将来、人間が脳内にチップを埋め込み、コンピューターとシームレスにやり取りできるようになると真剣に考えている脳神経外科医がいる。すでに、思考するだけで「スペースインベーダー」ゲームをしたり、脳に埋め込んだ電極の信号で人間の意思を解読できるという初期証拠を得たりするなどの研究成果をあげている。 Adam Piore7年前

  3. 現在のAIは確かに大きな成果を挙げているが、人間の知能とはまだ大きな隔たりがある。AIの限界を突破するために、脳内のニューロンや神経線維で起こっていることをマッピングする1億ドルの巨大プロジェクトが米国で進行している。 M. Mitchell Waldrop7年前

  4. 麻痺男性、
    10年振りに
    自分の手で食事
    交通事故で肩から下が麻痺した男性が、脳コンピューター・インターフェイスのおかげで10年振りに手を動かし、食事をしてコーヒーを飲んだ。画期的成果だが、まだゆっくりとしか動かせず、複雑な動きもできない。 Emily Mullin8年前

  5. GPSナビの使用中、人間の脳は方向感覚をオフにすると判明
    単独で読むと何の意味があるのかわからない研究だが、たとえば自動運転から手動運転に切り替えても、人間は自動車がどこを走っているのか、まったくわからないことになる。 Jamie Condliffe8年前

  6. 心を読む機械で、全身不随状態の患者が「生きたい」と意思表明
    意識がないように見える全身麻痺患者との意思疎通に、脳コンピューター・インターフェイスの研究者が成功した。現段階では「はい・いいえ」形式だが、研究者は文字の選択により、文として応答できるようにしたいと考えている。 Emily Mullin8年前

  7. 神経科学は、ドンキーコングの動作すら解明できないことが判明
    人間の脳は人間の脳を理解できるのか？　さまざまなプロジェクトが脳を理解しようとしているが、脳の複雑な働きはまだ解明されていない。では、ドンキーコングを実行中のプロセッサーならどうだろうか？ Jamie Condliffe8年前

  8. 電気刺激でどこまでマインドコントロールできるか？
    人間の脳は複雑なネットワークだ。だからこそ神経科学者はネットワーク理論を使って精神を制御しようとしている。 Emerging Technology from the arXiv8年前

  9. PTSD治療薬の開発に81個の脳を冷凍保存
    PTSD研究の「至高の目標」、つまり薬剤に反応を示す脳の部位を探し求める科学者の取り組み。 Emily Mullin8年前

  10. 脳に注入する網状ワイヤーでパーキンソン病を治療
    個々の脳細胞を刺激できる柔軟な網によって神経疾患の新しい治療法が実現するかもしれない。 Julia Sklar8年前