ジョナス・クリーブランドが考える買い物ロボットは、巨大な倉庫の棚から商品を取って来るだけではない。地方の大型小売店の通路を動き回り、買い物客でいっぱいの店舗内でも、オンライン注文の商品を取って来られるようにすることを目指している。
クリーブランドの会社「コージー(COSY:Cognitive Operational Systemsから名付けた) 」では、このようなロボット用のセンサー知覚システムを作り出そうとしている。カメラ、人工知能(AI)、マッピング技術が、周囲の人の邪魔をすることなく、求められた仕事を賢くこなせるよう、ロボットの手助けをする。したがって、薬局やホームセンターで買い物をしていても、誤ってクリーブランドのロボットとぶつかることはない。オンラインで注文した場合、ロボットはダイエット・コークの6本パックとコカ・コーラ ゼロの6本パックをきちんと区別して用意してくれる。
(ダン・ソロモン)