2016年は「VR元年」と呼ばれ、PSVRの発売やポケモンGOの流行などエンタメ領域で注目されました。2020年にはVR/ARの市場規模は19兆円になると言われており、今後はエンタメ以外の領域でもVRやARの技術活用が期待されます。
MITテクノロジーレビューは2017年1月19日、「VR/AR医療テクノロジーの衝撃ーヘルスケア、教育、コンテンツビジネスの最前線」を開催します。医師・医学博士であり、医療分野で最先端の技術開発をしている杉本真樹氏をお迎えして、医療現場でのテクノロジーの最先端の活用や、未来の人々の健康についてお話いただきます。後半はゴーグルと杉本氏のHoloEyes社のアプリを配布して、お手元のスマホで実際にVR体験をしていただきます。講演会の後には、参加者の交流会も予定しています。
※MITテクノロジーレビュー(日本版)の有料購読会員の方は、本イベントに無料で参加できます。この機会に購読をおすすめします(ゴーグル付きの場合は、1000円ご負担いただきます)。
登壇者
杉本 真樹(医師/医学博士)
国際医療福祉大学大学院 准教授、
株式会社Mediaccel代表取締役CEO
Holoeyes株式会社取締役COO
1996年帝京大学医学部卒業。国立病院機構東京医療センター外科、米国カリフォルニア州退役軍人局パロアルト病院客員フェロー、神戸大学大学院医学研究科消化器内科 特務准教授を経て現職。外科医として臨床現場から医療・工学分野での最先端技術の研究開発と医工産学連携による医療機器開発、医療ビジネスコンサルティング、知的財産戦略支援や科学教育, 若手人材育成を精力的に行っている。医用画像解析、仮想現実(VR)/拡張現実(AR)/複合現実(MR)、内視鏡手術機器、低侵襲手術ロボット、手術支援システム、3Dプリンターによる生体質感臓器造形など医療•工学分野での最先端技術開発で多数の特許、学会賞などの高評価を受ける。 医用画像解析アプリケーションOsiriXの公認OsiriX Ambassador。2014年にAppleにて世界を変え続けるイノベーターとして紹介。2016年株式会社MediaccelおよびHoloeyes株式会社を共同創業した。また医療・教育・ビジネスなど国内外の多分野でスピーカーやプレゼンテーションコーチングを行なっている。日本各地のTEDxにてスピーカーおよびTED translator, TEDMEDLive KobeUMedとTEDMEDLive IUHWGSのアンバサダーなども務める。
産業技術総合研究所情報技術研究部門外来研究員、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)採択審査員、特許庁特許出願技術動向調査策定委員、特許庁科学技術研究所アドバイザー, 日本医療研究開発機構(AMED) 研究評価委員も勤める。
日本外科学会専門医•認定登録医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本内視鏡外科学会技術認定取得者•医工連携推進委員。
兼任:
帝京大学 医学部医療情報システム研究センター 客員教授
崇城大学 客員教授
千葉大学 フロンティア医工学センター 特別研究准教授
神戸大学大学院 医学研究科消化器内科 客員准教授