干ばつに強い「砂漠の街」は 気候変動にどこまで 持ちこたえられるか?
米国テキサス州エル・パソは元々、降水量が少ない砂漠の都市であり、何十年もかけて干ばつに強い街づくりをしてきた。しかし、気候変動に起因する2020年からの大干ばつで窮地に追い込まれている。
by Casey Crownhart-
GPT-3の改良版が登場、フィードバックで「好ましい文章」生成
オープンAIは、人間が書いたような文章を生成できることで話題になった大規模言語モデル「GPT-3」の新バージョンを発表した。ユーザーの指示に従うよう訓練することで、攻撃的な表現やデマを減らせるという。
by Will Douglas Heaven -
米国の検査キット無料配布、不平等が再び浮き彫りに
オミクロン株の急速な感染拡大を受けて、米国のバイデン大統領は新型コロナウイルス検査キットの無料配布を打ち出した。だが、社会的弱者には行き届かず、再び社会的不平等が浮き彫りになっている。
by Tanya Basu -
見落とされてきた
気候変動の脅威、
地下水位の上昇が深刻な理由
気候変動の影響として懸念される海面上昇に比べて、地下水位の上昇はあまり注目されていない。だが、住宅の破損や健康被害など、沿岸部の住民へ与える影響は決して小さくない。
by Kendra Pierre-Louis -
メタ、画像・音声・テキストを認識できるAIアルゴリズムを開発
メタ(旧フェイスブック)のAIチームが、音声、画像、テキストといった複数のスキルを学習できる単一のアルゴリズムを開発した。現時点では一度に1つのスキルしか学習できないが、今後期待される汎用AIへの第一歩となるか。
by Will Douglas Heaven -
業界団体が安全性指針、メタバースの治安は守れるか?
フェイスブックが本格参入するなど盛り上がりを見せるメタバースで、ユーザーの安全確保が課題になっている。関連テック企業のグループが作成したガイドラインは治安維持に役立つだろうか。
by Tanya Basu -
ウクライナへのハッキング攻撃、サイバー世界大戦のリスクは?
ロシアはウクライナに対し、欧州ではここ数十年にわたって起こらなかったような戦争を仕掛ける可能性が高まっている。ロシアによるサイバー攻撃はすでに始まっており、その被害はウクライナだけでなく全世界に及ぶ恐れがある。
by Patrick Howell O'Neill -
米司法省、MIT教授の起訴を取り下げ=チャイナ・イニシアチブ問題
米国司法省は、MITのチェン・ガン教授に対する起訴をすべて取り下げた。チェン教授は、中国による経済スパイ活動や国家安全保障上の脅威に対抗する「チャイナ・イニシアチブ」の下で起訴されていた。
by Eileen Guo -
浅川智恵子×古川 享×所 千晴:U35のイノベーターたちに期待すること
Innovators Under 35 Japan 2021の審査員を務めた日本科学未来館の浅川智恵子館長、日本マイクロソフト初代社長の古川 享氏、早稲田大学の所千晴教授が、社会課題の解決におけるテクノロジーの役割と若きイノベーターたちへの期待を語り合った。
by Koichi Motoda -
トンガ噴火で浮き彫りになったネットの脆弱さ、復旧に数週間か
海底火山の噴火によって大きな被害が出ているトンガで、インターネット接続が途絶えている。破損した海底ケーブルの復旧に数種間かかると見られており、インターネット接続の脆弱さが改めて浮き彫りになった。
by Chris Stokel-Walker -
「母なる川」を破壊した
ソ連の過剰なダム開発旧ソ連の過剰なダム建設により、ロシアで最も重要な河川は機能不全に陥った。河川の汚染が進み、気候変動を加速させ、期待したほどの成果は得られていない。どうすればこの河川を元に戻せるのだろうか。
by Olga Dobrovidova