過熱するNFTブーム、 最後に笑うのは誰か?
ブロックチェーン技術を利用してアーティストのデジタル作品などに資産価値を与える「NFT(非代替性トークン)」が注目されている。だが、NFTは本当にアーティストに利益をもたらすのだろうか、それとも、裕福な暗号通貨保有者をさらに裕福にするだけなのだろうか。
by Abby Ohlheiser-
mRNAワクチンの効果は実世界でも90%、CDC追跡調査
米国疾病予防管理センター(CDC)による「実世界」での追跡調査で、mRNAワクチンを2回接種した場合、新型コロナウイルスの感染リスクを90%抑えられることがわかった。しかし、米国では英国型変異株が台頭してきており、雲行きは怪しい。
by Charlotte Jee -
ワクチン普及阻む「超低温」輸送問題、解決へ2つのアプローチ
新型コロナワクチンが開発された今、超低温での保存を必要とするワクチンをいかにして世界の隅々まで行き渡らせるかが問題となっている。科学者やエンジニアは、ワクチン処方の変更と、コールドチェーンの変更の2つの方法で、解決策を探っている。
by Wudan Yan -
生命誕生、「落雷」きっかけか? 生命探索に新たな視点
地球上の生命の誕生に落雷が関係している可能性が新たな研究によって示された。この研究は火星での生命探索にも影響を与えるかもしれない。
by Neel V. Patel -
間もなく訪れる転換点、米ワクチン「余り」で求められる対策
米国を通常の状態に戻すためには、約80%の人がワクチン接種を受ける必要がある。しかし、副反応に懸念を持ち、接種を躊躇する人たちも多い。ワクチンの供給が増える前に、これらの人々を動かす取り組みが必要だ。
by Mia Sato -
Xプライズ創設者主催のイベントで集団感染、ニセ治療薬も販売か
シンギュラリティ大学やXプライズ財団の共同創設者であるピーター・ディアマンディスは、自身が主催の超富裕層向けイベントでクラスターが発生した後、ペプチド注射や羊水といった新型コロナウイルス感染症の偽治療を推奨していた。
by Eileen Guo -
デマにどう対処するか? 公聴会で問われたザッカーバーグの返答
フェイスブックのおすすめアルゴリズムは、政治的二極化を助長していることが繰り返し指摘されている。米議会は3月25日に公聴会を開いて、同社のマーク・ザッカーバーグCEOにプラットフォーム上に蔓延するデマや誹謗中傷にどう対処しているのかを尋ねた。
by Abby Ohlheiser -
たった数日で宇宙へ?
民間主導で変わる
宇宙飛行士の訓練かつては、宇宙飛行士になるには長期間の厳しい訓練に耐える必要があった。しかし、今年にも民間宇宙飛行士によるミッションが始まるようになり、宇宙飛行士が受ける訓練の様子は大きく様変わりした。
by Neel V. Patel -
周囲の磁場くっきり、初撮影チームがブラックホール最新画像を公開
「イベント・ホライズン・テレスコープ」プロジェクトの科学者らは新たな画像を公開した。2019年に公開した超大質量ブラックホールの画像を鮮明化したもので、ブラックホールがどのように物質を吸い込んで成長するのかを解明するための手がかりとなるだろう。
by Neel V. Patel -
瓶の中で12日間育てられた
「マウスの胚」
人工子宮の扉は開くかイスラエルの研究者が、子宮外での哺乳類胚の培養記録を更新した。ヒト胚に応用できる可能性があるといい、倫理的な問題が山積みの「人工子宮」研究に影響を与えそうだ。
by Antonio Regalado -
ヒト胚研究の重要な倫理指針
「14日ルール」
ついに見直しか「ヒトの胚は14日以上培養してはならない」。近年のヒト胚研究の多様化と発展に伴い、過去40年に渡って遵守されてきたルールがついに緩和されようとしている。
by Antonio Regalado