SNS全盛の時代に 「デジタル・ガーデン」が 静かなブーム
ソーシャルメディアの画一的な外観や操作感を避け、個性的でクリエイティブなサイトを作る人が増えている。インターネット上で独自の価値観を公開する、新たな庭園(デジタル・ガーデン)を育てようとしているのだ。
by Tanya Basu-
「意識のアップロード」はデジタル不死を実現するか?
デジタル技術の進化によって「不死」を目指す研究が世界中で進んでいる。人間の意識を機械にアップロードして引き継ぐことを目指しているのが、東京大学大学院工学系研究科の渡辺正峰准教授だ。
by Koichi Motoda -
AIがキャプションから生成した「不気味な画像」は重要な進歩の証
アレン人工知能研究所は、テキストと画像を用いてAIモデルを訓練することで、キャプションから画像を生成するシステムを開発した。
by Karen Hao -
AIの弱みを人間の力であぶり出す、FBがベンチマークを再発明
フェイスブックが人工知能(AI)の新たな評価テストを発表した。ベンチマークでよい結果を出すことが目的となってしまい、実際に世の中に役立つAIの開発とはかけ離れた状況を改善することが狙いだ。
by Will Douglas Heaven -
なぜ今「AI倫理」の議論が必要なのか
国内のメディアで「AI」という言葉を目にするとき、そのほとんどが技術的なトピックや社会普及の文脈で語られている。一方、グローバルではその便益だけでなく、AIによって生じる不利益や不平等といった新たな問題を巡る議論も加速している。AI倫理とガバナンスの動向を、東京大学未来ビジョン研究センター特任講師の江間有沙氏にまとめてもらった。
by Arisa Ema -
火星の南極に新たな地下湖、生命体が見つかる可能性も
火星の南極付近で、新たに3つの地下湖が発見された。この地下湖の水は濃度の高い塩水であると予測されるが、過酷な環境に耐えられるように進化した微生物が存在する可能性も考えられる。
by Neel V. Patel -
中国が60年までにカーボンニュートラル、石炭発電所の新設は続く
中国は、2060年までにカーボンニュートラルを達成する計画を発表した。世界最大の気候汚染国家であり、現在も石炭火力発電所を次々と建設している中国の発表を鵜呑みにはできないが、より厳しい温室効果ガス政策の導入に向けて動いている可能性はある。
by James Temple -
ここ10年の変化が加速、佐々木俊尚が語った新型コロナ後の暮らし
新型コロナウィルス感染症が、経済・政治だけでなくこれまで当たり前だった日常に計り知れない影響を与えている。この先、人々の生活や価値観はどう変わっていくのか。都市と地方の関係性は。
by Yasuhiro Hatabe -
オープンAI、GPT-3の独占ライセンスをマイクロソフトに供与
強力な言語モデルとして話題になったオープンAIの「GPT-3」のライセンスをマイクロソフトが取得した。非営利団体としてスタートしたオープンAIにとって大きな転換点となる。
by Karen Hao -
サイバー攻撃で病院のシステムが停止、救急患者が死亡=ドイツ
サイバー攻撃によって人命が失われた事件がドイツで発生した。病院を狙ったランサムウェア攻撃によって救急搬送に遅れが出たという。もはやサイバー攻撃は経済的な被害だけに止まらない。
by Patrick Howell O'Neill -
アルテミス計画はいかにして
火星への一歩となるのか米国が2024年に実施予定としている「アルテミス計画」の目標は、単に人類を再び月に送り込むことだけではない。月は、後に続く火星有人探査に必要となるテクノロジーの実験場として有用なのだとNASAは主張している。
by Neel V. Patel