フェイスブック元CSO語る 「テック企業解体論」は 言論の自由奪う危険な考えだ
巨大な影響力を持ちながら、ヘイト発言やデマを防げないフェイスブックやグーグルに対して、規制や解体を求める声が米国で高まっている。だが、フェイスブックの前最高セキュリティ責任者であるアレックス・スタモスは「言論の自由を奪う危険な考えだ」という。
by Gideon Lichfield-
暗号通貨業界で「ステーブルコイン」が過熱する理由
暗号通貨は決済にはほとんど使われておらず、現時点では「通貨」とは呼べない。そこで、暗号通貨業界ではステーブルコイン(安定通貨)が急増している。だが、価格を安定させるための技術や手法は初期段階にあり、過大な期待は危険だと識者は警告する。
by Mike Orcutt -
ゲイの遺伝子はなぜ引き継がれるのか?大規模調査が導く1つの仮説
同性愛者であることに遺伝子が関連しているのなら、なぜこれらの遺伝子は存在し続けられるのだろうか。大規模なDNAデータベースを用いてこのパラドックスの説明を試みる、史上最大規模の遺伝子と性的指向の調査が実施された。
by Antonio Regalado -
原研哉さんに自動運転のカンファレンスへの登壇を依頼した理由
デザイナーの原研哉さんは、「移動のメインストリームは、個人のものから都市インフラに近いものへと変わっていく」と予想する。MITテクノロジーレビューが開催するテクノロジー・カンファレンス「Future of Society Conference 2018」では原さんに「移動への欲望と未来」をテーマにお話いただく予定だ。
by Motoki Kobashigawa -
自動運転車は誰を救うべきか
「究極の選択」国民性に違い誰かを犠牲にしなければならないとしたら、誰を犠牲にするべきなのか? 究極の選択とも言える「トロッコ問題」を問う世界規模の調査で国民性の違いが浮き彫りになった。自動運転の開発ではこの結果をどう生かすべきか。
by Karen Hao -
「多遺伝子リスクスコア」×スマホで変わる予防医学の未来
これまでの遺伝子検査では単一遺伝子変異に伴う希少疾患の検知しかできなかったが、最近になり、多数の遺伝子変異の組み合わせを調べてより一般的な疾患のリスクを評価する検査が可能になってきた。「多遺伝子リスクスコア」は、病気にかかるリスクを予測し、健康の改善に役立つ可能性がある。
by Ali Torkamani and Eric Topol -
米国初の量子鍵配送ネットワーク構築プロジェクトが始動
量子技術分野で量子コンピューターと並んで注目されているのが、量子通信ネットワークだ。先行する欧州や中国に続き、米国でも量子鍵配送ネットワークを構築し、セキュアなデータ通信の実現を目指す動きが始まった。
by Martin Giles -
寿命はどこまで延びるのか?
老化研究の第一人者に聞く加齢に伴う老化を阻止することは、多くの人々の願いだ。老化に関する研究の第一人者であり、最近、老化予防の新薬を開発した企業の創業者の一人であるジュディス・キャンピシ教授に、新薬により老化をどのように防げるのか、人間の寿命は今後のどこまで延びるのか、最新の見解を聞いた。
by Stephen S. Hall -
エンタメ界に異変、死後も稼ぎ続けるデジタル俳優たち
CGI(Computer Generated Imagery)の進歩は、著名な俳優が年齢や死に縛られなくなることを意味している。デジタルで復活した俳優たちが、本人の死後も稼ぎ続けることになりそうだ。
by Erin Winick -
「AIと学生のペア」で
セキュリティ人材不足に挑むテキサスA&M大学はサイバーセキュリティの知識に乏しい学生とAIソフトウェアにペアを組ませ、サイバー攻撃から守っている。学生はサイバーセキュリティのスキルを身につけられ、大学はセキュリティ人材を確保できるのがメリットだ。
by Erin Winick -
世界トップ級の専門家が集うセキュリティ会議、開催迫る
情報セキュリティの国際会議「CODE BLUE」が10月29日から、東京都内で開催される。世界トップクラスの専門家が集い、最新のセキュリティ動向を発表する予定だ。
by MIT Technology Review Japan