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本日の重要ニュースをご案内。

08.0
Cover Story

がんの撲滅へ向けて、元Google役員が率いるシリコンバレーのスタートアップ企業が本格的に動き出した。11億ドルの資金を集めたグレイルは、血液検査でがんの早期発見を目指す。

by Antonio Regalado
  1. 世界の都市化の状況が鮮明にわかる地図が公開中

    市街地の地図化にはさまざまな困難を伴う。しかし、宇宙からレーダーで撮影した画像データベースが出来たことで、地球の都市化状況を把握する研究に光明が見えてきた。

    by Emerging Technology from the arXiv
  2. トランプ大統領の移民規制で
    儲ける意外なビジネス

    スタートアップ企業の移民創業者を専門とするベンチャー・キャピタルは、資金提供だけではなく就労のビザの取得や弁護士の紹介まで面倒を見る。皮肉なことに、トランプ政権の移民政策が追い風となって、着々と利益を上げている。

    by Elizabeth Woyke
  3. ビットコインを使った取引は匿名性が担保されていると考えられている。ところが、ビットコインを利用できるショッピングサイトを調べたところ、Webトラッカーによる取引データの漏洩から、特定の個人とビットコインアドレスは結びつけられることがわかった。犯罪を追求する司法当局に注目される可能性がある。

    by Emerging Technology from the arXiv
  4. 科学者はiPS細胞を用いることで、精子と卵子を実験室で作成しようとしている。研究が成功した場合、多くの不妊症の問題を解決できるだろう。しかし一方で、実験室で一から生命を創造できてしまう可能性を秘めた、根源的で、そして大問題となりうる進歩でもある。

    by Antonio Regalado
  5. 本音は「 いいね」?「 ひどいね」? 顔認識で反応するSNS

    スマホのカメラでとらえた表情をAIが絵文字に変換。いまは独自のソーシャルメディア向けのテクノロジーだが、いずれ遠隔地医療にも役立つかもしれない。

    by Rachel Metz
  6. アフリカでドローン配送が拡大、医薬品の在庫切れ解消へ

    シリコンバレーのドローン配送企業、ジップラインは、ルワンダでの事業を経てタンザニアでもドローン配送を始める。緊急に必要なワクチンの輸送や、60年間、世界が手をこまねいたきた、医薬品の在庫切れの問題を一気に解決できるかもしれない。

    by Jon Rosen
  7. 「VR酔い」のレベルを自分で調整できるゲームが開発中

    VRの普及を妨げている要素の1つが、「VR酔い」の問題だ。人によって違う「酔うレベル」を自分で調整できるようになれば、VRはもっと広がっていくかもしれない。

    by Rachel Metz
  8. ファッション業界に衝撃、
    アマゾンがAIデザイナーを
    開発中

    アマゾンがファッション分野に力を入れている。最新のトレンドを取り入れたレコメンデーションに加え、トレンドから新たな商品をデザインするAIも開発中だ。

    by Will Knight
  9. 毎週のロケット打ち上げを可能にするスペースXの新技術とは

    スペースXが米国空軍と共同開発した自律型ロケット追跡技術は、ロケット打ち上げのコストを劇的に削減し、打ち上げ準備期間を大幅に短縮できる可能性がある。同技術を使ったロケット3機の打ち上げが2017年11月に予定されている。

    by Mike Orcutt
  10. 先進国ではドローンを使った宅配サービスの実験が始まっているが、インフラがまだ整っていないアフリカ・ルワンダではすでにドローンが救急医療に欠かせない血液輸送の役割を担っている。ルワンダ政府とジップラインが始めた最新の取り組みと課題を現地で聞いた。

    by Jonathan W. Rosen