2017年版 ブレークスルー テクノロジー10
MIT Technology Reviewが選んだ10のテクノロジーの共通点は、持続性だ。経済や政治に影響を与え、医学を改善し、文化すら変える力がある。一部はすでに利用可能だが、実用化までに10年以上かかるテクノロジーもある。しかし、どのテクノロジーもいま知っておく価値があるものばかりだ。
by MIT Technology Review Japan-
人工知能とビッグデータによる右派のプロパガンダはこけおどし?
トランプ政権誕生を後押ししたとされるケンブリッジ・アナリティカのターゲティング広告とビックデータ解析に基づく心理分析には、威力を裏付けるデータがない。
by Jamie Condliffe -
筋ジストロフィー患者団体がCRISPR新薬の開発会社を設立
製薬会社任せにはしておけない!筋ジストロフィー患者団体がCRISPRによる新薬開発会社を設立した。ただし、マウスの実験で効果があっただけで、人間での臨床試験の日程が決まったわけではない。
by Antonio Regalado -
MWC 2017:スマートフォンの終わり、シンプルフォンの始まり?
スペインで開催中のスマホ業界の展示会MWC 2017の目玉はAIアシスタントで「スマートフォン時代の終わり」が見えてきた。しかし「シンプルフォンの始まり」かはまだわからない。
by Jamie Condliffe -
MITと提携「効率75倍の原子力発電」は「2倍」の間違い
450万ドルを調達した原子力発電ベンチャーの見積もりに誤りがあった。効率75倍は間違いで、2倍だったのだ。MITの原子力科学・工学部と提携しており、MIT Technology Review(米国版)やWIREDが記事にして注目されていた。
by James Temple -
「メタ表面」で作る伸び縮みするディスプレイ
「メタ表面」で作る伸び縮みするディスプレイが実証され、いよいよ製品化が期待できる段階に達した。材料はコンタクトレンズに使われる素材に近く、VRや平面ディスプレイ、光通信等の用途が考えられる。
by Emerging Technology from the arXiv -
グーグル系企業の暴言検出ツールで明らかになった機械学習の限界
言葉の意味までは理解できない機械学習の限界が、グーグル系企業の暴言検出ツールで明らかになった。
by David Auerbach -
クラウド型社会混乱の可能性がクラウドフレアのデータ漏洩で判明
クラウドフレアによるデータ漏洩問題は、個人がパスワードを変更すれば済む話ではない。多くの社会インフラがクラウド上に構築されている時代、たったひとつのバグで社会が混乱に陥る可能性を示している。
by Jamie Condliffe -
巨大銀行はなぜブロックチェーンを研究しているのか?
巨大銀行や大企業は、デジタル通貨のためにブロックチェーンを研究しているわけではない。巨額の投資をせずに構築できる、信頼できる分散データベースの可能性に目を付けているのだ。
by MIT Technology Review Japan -
ウーバー対グーグル、自動運転テクノロジーの盗用巡り訴訟
ウーバーの自動運転テクノロジーは、グーグルの元社員が持ち出したのか? きっかけは部品メーカーによる添付ファイルの誤送信だった。
by Jamie Condliffe -
トランプの税制改革案は
イノベーションを
加速させるか?ワシントンDCで検討中の税制改革は、資金を米国に還流させようとしているが、イノベーションを促進する結果にはおそらくならないだろう。
by Peter Burrows