KADOKAWA Technology Review
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生物工学/医療 2024年6月の記事

  1. Should social media come with a health warning?
    SNSに「有害ラベル」を、 米公衆衛生局長官の主張の根拠は?
    ソーシャルメディアには健康への害を示す警告文を表示するべき、と主張する米公衆衛生局長官の記事が米紙に掲載された。直感的に共感する人も多そうだが、明確なエビデンスがないこともまた事実だ。 by Jessica Hamzelou2024.6.28
  2. 「牛を使わないミルク」ベンチャーに脚光、鳥インフル感染拡大で
    鳥インフルエンザの感染拡大を受けて、米国では牛乳の安全性が揺らぎ始めた。遺伝子組換えの微生物や作物から牛乳タンパク質を合成しようと試みる企業が相次いでいる。 by Antonio Regalado2024.6.18
  3. 数百人が行方不明になったハワイ・マウイ島の大火災で活用された迅速DNA鑑定技術は、わずか数時間以内に犠牲者の身元を特定した。新たな科学技術が、混乱の中で家族に希望と安らぎをもたらした。 by Erika Hayasaki2024.6.13
  4. 医療用MDMA解禁に「ノー」、FDA諮問委が下した意外な答え
    心理療法にMDMAの使用を承認するかどうかを協議するFDAの委員会の出した答えは「ノー」だった。有効性を実証した研究があまりにずさんだったためで、新たな治験の実施で覆る可能性もある。 by Cassandra Willyard2024.6.10
  5. 違法薬物MDMA なぜ米国で合法化が議論されたのか?
    違法薬物であるMDMAが心理療法における治療薬として認められるべきかをめぐって、米食品医薬品(FDA)の諮問委員会が6月4日に開催された。MDMAの合法化を求める根拠や障壁、米国における類似薬物の位置づけなどについて説明する。 by Cassandra Willyard2024.6.6
  6. The innovation that gets an Alzheimer’s drug through the blood-brain barrier
    アルツハイマー治療薬、血液脳関門を突破するイノベーション
    脳疾患の治療を難しくさせている大きな要因の1つとして血液脳関門が挙げられる。血管の内壁に存在するこの特殊な層は、有害物質から脳を保護する役目を果たしているが、薬剤も遮断してしまう。今、血液脳関門を開いて薬剤を通す研究が成果を上げつつある。 by Cassandra Willyard2024.6.5
  7. What’s next for bird flu vaccines
    鳥インフルでもmRNAワクチンか 脱・鶏卵で製造スピーディに
    インフルエンザのワクチンの製造には、80年以上前に考案された、鶏卵を利用するプロセスがいまだに使われている。今後の鳥インフルエンザのパンデミックに備えて、よりスピーディにワクチン製造できる別の方法も考える必要がある。 by Cassandra Willyard2024.6.3
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