KADOKAWA Technology Review
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生物工学/医療 2019年6月の記事

  1. Brain signals can reveal how “awake” a fly’s brain is
    「意識」はつい最近まで、研究者にとってタブーとされていた研究題材だった。オーストラリアのモナシュ大学の研究者らは、ハエの意識を測定する新たな手法を開発し、意識が覚醒しているハエとそうでないハエを、検査によって区別できることを見い出した。 by Emerging Technology from the arXiv2019.6.25
  2. 「死戦期呼吸」を音で識別、突然死をアプリで防ぐ
    心停止になった際に、手遅れになる前に外部に助けを求められるアプリケーションをワシントン大学の研究チームが開発した。心停止時に患者が発する特徴的な呼吸音(ギャスピング音)を聞き分けるように訓練した機械学習アルゴリズムを利用する。 by Charlotte Jee2019.6.25
  3. ハーバード大学の遺伝学者であるジョージ・チャーチ教授が共同創業したイージェネシスはいま、移植用ヒト臓器の深刻な不足を解決するために、遺伝子を改変したブタの臓器を使った実験をしている。現在、サルで試験をしている段階だが、ブタの臓器を人間で試す前に克服しなければならない重要な問題が依然としていくつかある。 by Karen Weintraub2019.6.20
  4. 中国の研究者が昨年誕生させた「遺伝子編集ベビー」について、新たな研究結果が発表された。ある研究者が「UKバイオバンク」に登録されている人々の遺伝子情報を調べたところ、同様の遺伝子変異を持つ人々が短命であることが分かったという。 by Antonio Regalado2019.6.5
  5. 「リキッド・バイオプシー」の先駆者として知られるジョンズ・ホプキンズ大学のバート・フォーゲルシュタイン博士らが実用化へ向けて新たな企業を設立した。がんを早期発見することで、治療を施しやすくするという。 by Antonio Regalado2019.6.4
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